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posted:2023.1.30 from:富山県高岡市 genre:旅行
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
その土地の日常(ORDINARY)に飛び込む旅行体験を通じて、
まちの魅力を多くの人に伝える〈SEKAI HOTEL〉シリーズ。
このたび、大阪・西九条、大阪・布施に続き、
富山県高岡市に〈SEKAI HOTEL Takaoka〉が2023年1月7日オープンしました。
同ホテルシリーズは、「旅先の日常に飛び込もう」を
テーマに、有名観光地以外の地域に展開。
客室はまちに分散しており、食事やお風呂は地域の商店を利用することで、
まち全体をホテル化し、サービスを提供しています。
2019年には、空き家の再利用、地域経済への貢献などが評価され、
日経優秀製品・サービス賞、日経MJ賞、最優秀賞を受賞。
地域ブランディングの観点から、各ホテルには独自の合言葉をつくり、
その言葉を念頭に観光客・地域住民・SEKAI HOTELの
三者がコミュニケーションを取ることで、
まちへの眼差しを合わせ、よりまちを深く楽しむというユニークな試みもあります。
晴れた日に雄大な立山連峰が望める雨晴海岸や高岡大仏、
まちを走るレトロな路面電車や、鮮やかな青に染められた高岡銅器など、
昔から残る雄大な自然からの青から、地元の人々が紡ぎ発展させてきた人工的な青。
あらゆるところに青が隠れている高岡の
まちの情景から考案された合言葉は「やわやわブルー」です。
“やわやわ”は「ゆっくり」「ゆったり」「そろそろ」という意味を持つ富山弁。
市民の「もっと地元の魅力を発信したい」という想いに対する
SEKAI HOTELからの「そろそろ高岡が誇る魅力的な青を発信しましょう」
というメッセージでもあります。
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ホテルの至るところにも優しい青、柔らかい青が。
チェックイン時は、高岡の日常を彩る31の青から好きな1色を選ぶと、
その色にちなんだ観光スポットのカードを受け取れます。
SEKAI PASSにカードを揃えたら、さあ高岡の日常へ。
青に関するアクティビティも用意されています。
提携するモメンタムファクトリー〈Orii〉では、銅の着色体験が可能(要予約、有料)。
染められるのは、銅板のトレイとコースター。美しいスカイブルーに染め上がります。
ホテルのカフェメニューには、
「青に染めるクリームソーダ」というフォトジェニックなドリンクも。
自分好みの青に染められる一手間も楽しいことでしょう。
また、富山湾を有する富山県高岡市は食の宝庫。
新鮮な海の幸や、地元で馴染み深い“すりみ揚げ”も絶品です。
国宝「瑞龍寺」や土蔵造りのまち並み「山町筋」などの歴史スポット、
加賀藩がお祭りを奨励し続けてきた高岡の風景も
ぜひ現地に行った際は味わいたいところ。
〈SEKAI HOTEL Takaoka〉に泊まって、
多彩な魅力を持つ高岡を、ぜひやわやわと楽しんでみてはいかがでしょう。
information
SEKAI HOTEL Takaoka
住所:富山県高岡市末広町40
アクセス:北陸新幹線 新高岡駅より車で10分(JR城端線にて「高岡駅」まで4分)、JR高岡駅より徒歩約4分
TEL:0766-30-3791
宿泊料:14000円〜(税込)大人2名1泊素泊まりの料金
カフェの営業時間:13:00〜22:00
チェックイン対応時間:15:00〜22:00
休館日:水・木曜
Web:公式サイト
Instagram:@sekaihotel_takaoka
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