〈上州・村の駅〉オープン。 絶品の上州牛バーガーや、 群馬の新たなお土産がずらり!

2016年9月14日(水)、
群馬県渋川市に、地域特産セレクトショップ〈上州・村の駅〉がオープンします。
渋川市で人気のお土産〈下仁田ねぎせんべい〉を手掛ける
地元企業〈株式会社つつじ庵〉が運営するショップです。

コンセプトは、「食で群馬を盛り上げる!」。
群馬の産直野菜、果物など、ゆたかな食材を活かした
食のテーマパークになるのだとか。

上州・村の駅外観

〈上州・村の駅〉で販売されるのは、地元契約農家が持寄る産直野菜・果物のほか、
群馬県の食を代表する〈下仁田ねぎ〉〈こんにゃく〉をテーマとした企画商品も。
注目は、ファーストフードコーナーの〈こんカツキッチン〉。
上州牛の旨味がほとばしる〈上州牛すき焼きバーガー〉や、
下仁田ねぎの旨味がしっかり詰まった〈上州下仁田ねぎメンチカツバーガー〉もおいしそう!

上州下仁田ねぎメンチカツバーガー

今日のおやつ: 八天堂の岡山限定 〈桃太郎セット〉 桃ときびのくりーむパンって!?

広島県三原市の和菓子屋さん、〈八天堂〉で生まれた〈くりーむパン〉。
手作りのカスタードに純生クリームを混ぜ合わせた、
なめらかなクリームがたっぷり入っていて、
“冷やして食べるくりーむパン”として親しまれています。

そんな人気のくりーむパンから、
新シリーズ〈桃太郎セット〉が登場!
昨日、JR岡山駅の駅ビル〈さんすて岡山〉にオープンした
〈八天堂 さんすて岡山店〉にて先行販売をスタートしました。

〈桃太郎セット〉

気になる〈桃太郎セット〉の中身は計4個入り。
桃太郎をモチーフにした箱に入って1,200円(税込)となっています。

キャラクターをあしらったかわいらしいパッケージ

パッケージにはイヌ、サル、キジ、そして桃太郎をあしらい、
きびあんぱんを食べて桃太郎一行が鬼退治に向かうという
ストーリーを描いた〈桃太郎セット〉。

そもそも八天堂のくりーむパンの定番は、カスタードに生クリーム&カスタード、
チョコレート、抹茶、小倉の5種類ですが、さんすて岡山店のオープンに合わせ、
“岡山県での新名物を自分たちの手で作り出したい”という想いから企画されたもの。
岡山県といえば思い浮かぶ『桃太郎』をキーワードに、
まったく新しいセットを考案したそうです。

25年ぶりの優勝間近! 広島ブランドショップTAUで カープ女子が鏡開き

25年ぶりのリーグ優勝に向けて、マジック2が点灯中の〈広島東洋カープ〉。
本拠地〈マツダスタジアム〉を始めとした広島県はすでに熱気に湧いていますが、
東京でもこの記念すべきVをお祝いするイベントが、
東京・銀座の〈広島ブランドショップTAU〉にて開かれます。
カープが優勝を決めた翌日から、優勝記念セールや振る舞い酒、
広島ゆかりの飲食店等との連携したイベントなど、
さまざまな催しを予定!

鏡開きセレモニー(イメージ)

まず、優勝決定した翌日の16:50~17:00には、
TAU3階イベントスペースにて、
前回リーグ優勝した25年前に生まれたカープ女子が、
一緒にバットで鏡開きセレモニーを実施します。
その後は1階にて来場者に振る舞い酒をごちそう。※なくなり次第終了
先着200名様には、優勝記念酒枡も特別にプレゼント!
店頭ではカープ商品や広島の特産品をつめあわせた
優勝記念福袋の販売(限定200セット)も行います。

優勝記念酒枡(イメージ)

愛媛の秋の風物詩〈いもたき〉 芋煮は東北だけじゃなかった!

芋煮、といえば東北地方で行われる、
里芋とお肉を使った汁物の鍋を河原でワイワイと囲む行事。
なんとこの芋煮に似た行事が、四国の愛媛県にもありました。

愛媛県での名前は、〈いもたき〉。
毎年秋に、澄んだダシで里芋をメインに仕立てた大鍋を囲み、
会社や地域のメンバーなどで親睦を深めるという行事です。
家庭でも作られることが多く、秋の訪れを感じる風物詩となっているのだそう。

大洲のいもたき

場所は同じく河川敷ですが、みんなで材料を持ち寄って調理する芋煮が
BBQ的行事なら、いもたきは食事の準備も業者が準備をしてくれる、宴会的行事。
時間帯も、芋煮は昼ですがいもたきは夜と正反対です。

盛り上がるいもたき宴会!

いもたきの発祥は大洲市、江戸時代の親睦行事“お籠り”が起源。
愛媛県内の約13か所、南予を中心とした愛媛県下の様々な地域で行われ、
秋の河川敷では月見も兼ねた大勢での宴会が催されています。

大洲の特産品が里芋だったことから、各地で行われる際にも
里芋が使われるようになったのではないかと言われています。
ゴザや食事の道具、仕出しまで業者が準備をしてくれ、
手ぶらで宴会が楽しめるのがいいですね!

地方名産との物々交換系! 〈肉ラウドソーシング〉 はじまる

「お金はそんなに出せないが、
おいしい食べ物ならたくさん出せる!」という地域の農家や企業と、
地域貢献や地方のプロジェクトに興味のある人々を結ぶ、
新たなクラウドソーシング〈肉ラウドソーシング〉が、9月1日にスタートしました。

商品のパッケージを開発したり、ウェブサイトを作ったり……。
地域の魅力を引き出す仕事の対価は、なんとお金ではなく「特産品」!

いいものはあるけれど、資金面やスキルの不足から、
パッケージのデザインや情報発信まで十分に整備することができない…という
悩みや問題を抱える地域の人々と、
地域に貢献するお仕事や地方のプロジェクトをやってみたいけれど、
関わるきっかけがない…という首都圏の人材をマッチングさせることができれば。
そんな想いから、北海道十勝地域の企業や農家が主体となって開始した、
とってもユニークな「物々交換系クラウドソーシング」です。

9月にスタートし、現在募集をしているのはこんな3つの案件。

1つ目は、「十勝ぼうや牛」1年分で新商品パッケージ開発をしてくれる方!

2つ目は、「太平洋が見える晩成温泉(北海道大樹町)の100回入浴券」で、
温泉紹介サイトをつくってくれる方!

そして3つ目は、「十勝の季節の野菜便」で、
十勝さらべつ熱中小学校のPR活動をしてくれる方!

募集は、ビジネスSNS〈Wantedly〉にて行い、
その後は募集企業と応募者が個別にやりとりをしてマッチングをするそう。
11月にはさらに10案件が、追加の予定です。

と同時に、募集をする地域の企業のみなさんが、
オンラインでの業務の依頼に不慣れなケースも多いため、
〈肉ラウドソーシング説明会〉といった形で、
首都圏での顔合わせイベントも開催していく予定だとか!

第1回は9月17日(土)、〈下北沢B&B〉にて。
参加費無料の説明会が行われます。
〈肉ラウドソーシング〉についての説明はもちろん、
各プロジェクトの詳しい紹介&マッチング会もあるそうなので、
興味のある方は、まず説明会に参加してみてはいかがでしょうか?

国産材の使用について考える 〈木づかいシンポジウム〉 全国7会場で開催

「木づかい=国産材の使用」について考える〈木づかいシンポジウム〉が、
今年も仙台を皮切りに、札幌・東京・名古屋・広島・愛媛・福岡の
全国7会場にて開催されます。(林野庁補助事業)
紹介されるのは、国産材使用の事例紹介、あるいは、地域と森、山との向き合い方などさまざま。
日本の木と森をベースに様々な取り組みを行う作り手らが登壇し、語り合う貴重な機会です。

次回の開催は、9月10日(土)の広島。広島県健康福祉センターを会場に、
〈木工房ようび〉代表取締役の大島正幸さんが登壇。
不向きとされているヒノキを使った家具をつくりあげる大島さんが、
西粟倉に移住し森とつながりながら、
家具づくり、マンションの木質化にも挑むその思いを語ります。

〈木工房ようび〉大島正幸さんのお話は動画の8:38あたりから

また、広大なアウトドアパーク〈冒険の森 in のせ〉をてがける
株式会社冒険の森より、代表取締役の伴戸忠三郎さんと取締役で林業技士の小森胤樹さんが登壇。
設計から建設、運営を純国産化することで、低価格での施設開発・提供を
可能にした〈冒険の森〉の取り組みを語ります。

飛騨の森でクマは踊る

続いて、9月22日(木・祝)には名古屋の名古屋国際会議場で開催。
登壇者は〈株式会社トビムシ〉代表取締役の竹本吉輝さん、
岐阜県飛騨市長の都竹淳也さん、またコロカルでもおなじみの
〈株式会社飛騨の森でクマは踊る〉の取締役COO、松本剛さん。
飛騨を舞台に、国産材活用に関する取り組みをさまざまな視点からクロストークします。

今年もきてけらいん! みやぎ鳴子温泉郷 〈第62回 全国こけし祭り〉

2016年9月2日(金)〜4日(日)、
今年も宮城県の鳴子温泉にて〈第62回全国こけし祭り〉が開催されます!

これは奥州三名湯のひとつに数えられる鳴子温泉郷で
1948年に始まったお祭り。こけし通りと名づけられた商店街では
あちこちで鳴子こけしが出迎えてくれます。

こけし供養祭にこけし奉納式、各産地の伝統こけしの実演展示販売、
こけしの絵つけ体験、こけし座談会、こけしコンクール、こけしのフェスティバルパレードと、
とにかくこけし尽くしの3日間。まち中がこけしファンの熱気に包まれます。

こけしの実演展示販売

こけし供養祭

こけし奉納式

伝統こけしは、もともと東北の温泉地を中心に発達したおもちゃなのだそう。
木地職人が湯治客の子ども向けに、おもちゃをつくったことがはじまりといわれています。

〈全国こけし祭り〉は1948年に〈鳴子こけし祭り〉としてはじまり、今年で62回目を迎えます。(1953年より全国こけし祭りと名称変更)

さらに今年は、大崎市立鳴子小学校校庭にて
〈近隣市町物産展(食の祭典2016)〉を開催。
校庭にブースが並び、ご当地グルメや地場産品、こけし関連グッズなどを販売します。
出店者は津軽こけし館、紅茶とこけし 西荻イトチさん&ハナメガネ商会など、11店。
こちらも楽しみですね!

栃木県益子町にある古本と雑貨のお店〈ハナメガネ商会〉さんは〈AGO PAIX LABO〉の新作こけし湯呑などを出品予定だそう。かわいいですね!

お祭り写真:小浜晴美

〈品川オープンシアター〉 参加費無料! 映画と夜景を 一挙に楽しむ野外シアター

品川駅からほど近い広大な芝生の上に、巨大スクリーンを設置! 
映画と夜景を一挙に楽しめる野外シアターイベント、
〈Shinagawa Open Theater(品川オープンシアター)〉が
2016年9月3日(土)に開催されます。

このイベントは、港区政70周年記念事業助成を受け開催されるもの。入場は無料!
上映される映画は、スパイク・ジョーンズ監督の『かいじゅうたちのいるところ(吹替版)』。
世界中で愛されてきた、モーリス・センダックによる絵本を原作にしたファンタジー。
遊び心の大切さを思い出させてくれる作品です。

映画上映前には、〈映像クリエイティブ ワークショップ〉を開催。
ハイスピード撮影によるオープニング映像を一緒に制作、映像に出演したり、
プロフェッショナルな撮影技術や編集工程を
間近で見ることもできる、というユニークな内容。
完成した映像はオープニングムービーとして上映され、
巨大スクリーンに映し出される迫力と感動を味わう事ができます!

そのほか、会場にはキッチンカーや、夕暮れ時に彩を添えるDJ・VJも。
自由参加で入場無料のこちらのイベント、
スクリーンの先に見える、東京タワーなどの美しい夜景が楽しみです。

information

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Shinagawa Open Theater(品川オープンシアター)

会場:品川シーズンテラス イベント広場

住所:東京都港区港南1丁目2番70

日程:2016年9月3日(土)

時間:19:20~21:00

参加費:無料

参加方法:自由入場

※雨天・強風時は翌日9月4日(日)に順延

Web:公式サイト

大館市の秋田犬 「ののちゃん」日記 第10回。 映像コンペ「FujisatoREC」始動

お久しぶりですのん!

今年の夏は暑かったのん。みなさんはいかがお過ごしですか?

ののはゼロダテ美術展2016で広報室の室長として多忙な日々を送っていたのん。

今年もたくさんの人がののに会いにきてくれてハッピーだったのん。
ミスユニバース秋田ファイナリストのおふたりも遊びにきてくれたのん。

〈rinRen〉 成分は海塩! 国産植物原料&地産地消の ナチュラルヘアケアブランド

国産植物原料・地産地消を追求した、
ナチュラルヘアケアブランド〈rinRen(リンレン)〉。

北海道産のミントオイルやコンブエキス、
島根県産のローズエキスなど、国産植物をたっぷり配合した
シャンプーやリンスなどを手がけるアロマコスメブランドです。
どこか懐かしく、やさしい香りが特徴。
使うひとにも、大地にもやさしいアイテムを作っています。

そんなリンレンが、このたび新商品〈レメディアル スタイリングトリートメント〉を発売。
ユズとジンジャーが香る、女性向けのヘアスタイリング剤です。

その成分は、なんと、長崎県産の天日海塩。
ヘアケアに塩というのは意外ですが、長崎県沖の海水を太陽と潮風の力で
自然結晶させた天日海塩には、ミネラルが豊富に含まれており、
ナチュラルで抜け感のあるスタイルを実現してくれるだそう。

そしてパサつきを防ぐために、10種の国産植物由来成分を配合。
高知県産ユズ果皮油、徳島県産ユズ果実エキス、高知県産ショウガ根油、沖縄県産月桃葉油
岐阜県産茶葉エキス、沖縄県産宮古島産ヘチマエキス、愛媛県産ウンシュウミカン果実水、
三重県伊勢産紅藻エキス、三重県伊勢産褐藻エキス、三重県伊勢産緑藻エキス
が組み合わされています。
これにより、スタイリング力とトリートメント効果を兼ね備え、適度なスタイルキープが
可能になっているのだとか。

波佐見でやきものを遊びつくす。 中川政七商店の 〈長崎博覧会〉開催!

1716年創業の奈良の老舗〈中川政七商店〉は、
創業300周年を迎えた今年2016年、
1年をかけて全国5地域から日本のものづくりの魅力を発信するイベント
〈大日本市博覧会〉を展開しています。

第3回目は、ずばり〈長崎博覧会〉!
中川政七商店がはじめてコンサルを行った工芸産地でもあるという、
やきもののまち長崎県・波佐見町を舞台に、
9月22日(木)〜25日(日)の4日間、イベントを開催します。

そして、今回の〈長崎博覧会〉では、
地元の地域おこしイベント〈ハッピータウン波佐見祭り〉も同時開催。
こちらは、数々の陶磁器ブランドを運営する〈マルヒロ〉の馬場匡平氏を中心に、
工芸・アート・ファッション・音楽・フード・アウトドアなど、
さまざまなジャンルの人々が集結して、地域産業を次世代へ繋ぐイベントです。

会場は国登録有形文化財でもある、
旧講堂(旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂)。和洋の要素を取り入れた、
とってもレトロで雰囲気のある講堂と外の敷地全体が、工芸の祭典の舞台です。

気になるイベントの内容はというと…、まずはなんといってもお買い物。
講堂内には、長崎博覧会限定の工芸〈蔵出し市〉が登場します。

〈蔵出し市〉で並ぶのは、生産の過程でわけあって販売できなかった品々。
いわゆる「B級品(B品)」と呼ばれるものたちです。

実は今回のイベントでは、
この“B品”からとったBをコンセプトとして掲げており、
小さな傷や汚れ、メーカーや販売店の定めた仕様とのわずかな違いのために、
少なくない数の製品が“廃棄品”となってしまう問題にも目を向けています。

B品を、ただ安く売るのではなく、
B品に至った経緯や、ものづくりの背景もきちんと伝えることを
大切に考えています。材料限りある資源の中で、
ものづくりを長く続けるための、視点や取り組みにも注目なのです。

そのほか、中川政七商店の300周年記念商品や、
日本各地の工芸品を販売する巨大やぐらも登場! 
九州のブランド・クリエイターが多数出店する、
〈九州のモノマーケット〉や〈thought market〉も開催されます。

会場ではB品活用&ゴミ削減のため、ほとんどの飲食店で波佐見焼を使うとか!

楽しみはお買い物だけではありません。
地元グルメや九州の食材を使ったおいしいものもいっぱい。
24日限定で、波佐見焼の専用カップを買うと、
生ビールが一日中飲み放題(!)なんて、うれしい特典も!

恐竜たちに囲まれて 不滅の愛を誓う!? 〈ダイノ・ウェディング〉プラン 福井県立恐竜博物館に登場

日本の恐竜化石発掘のほぼ大半を占めるという、福井県勝山市。
この地に2000年にオープンした〈福井県立恐竜博物館〉は、
国内最大級の地質・古生物学博物館。
30体以上の恐竜の骨格をはじめ、千数百点もの標本、
大型復元ジオラマなどを有する、恐竜好きにはたまらないスポットです。

このたび、株式会社東急ハンズと恐竜博物館のコラボレーションにより、
この恐竜博物館を貸しきって、なんと挙式・披露宴を行うことができる
ウェディングプラン〈ダイノ・ウェディング〉が登場!

お値段は350万円(税抜)、挙式日は2016年11月24日(木)のみ。
福井県内1組、県外1組の2組限定での販売で、
ただいま公式ウェブサイトにて募集を行っています。

挙式を行う常設展示室

コンセプトは、『地球46億年の軌跡を辿る恐竜博物館で、
不滅のパワーを持つ恐竜たちに囲まれて、
73億分の2の奇跡となる「不滅の愛」を誓おう』という壮大なもの。

常設展示室を使ったヴァージンロードや、
恐竜骨格の前で愛を誓う人前式ならぬ“恐竜前式”など、
恐竜博物館の世界観を余すところなく活かす演出が行われるのだそう。
オプションとして、福井県特産品を使用した引出物・記念品などのご用意もあります。
一生の思い出に残る特別な日になりそうですね。

勝手に作る商店街サンド: 昭和レトロな雰囲気が残る 愛知県名古屋市・円頓寺商店街

商店街サンドとは?

「商店街サンド」とは、
ひとつの商店街(地域)で売られているパンと具材を使い、
その土地でしか食べられないサンドイッチを作ってみる企画。
必ずといっていいほどおいしいものができ、
ついでにまちの様子や地域の食を知ることができる、一石二鳥の企画なのだ。

ド派手で豪快なまち、名古屋市で作る!

今回は日本三大都市のひとつ、
愛知県名古屋市にやってきた。
名古屋市といえば名古屋城。
頂に金のしゃちほこが輝くあの派手なお城である。

名古屋といえば金のしゃちほこが乗っている名古屋城。

いま注目なのが、名古屋城の隣にある復元中の本丸御殿。6月に対面所・下御膳所など第2期公開がされ、御殿の3分の2が見られるようになった。やはり派手だ。

また、名古屋の名物といえば、
ひつまぶし、天むす、味噌カツなど、
濃厚な味で食べごたえがあるものが多い。
そして、チャレンジ精神が旺盛なのか、
ダイナミックな盛り付けが多い印象でもある。
たとえば喫茶店では、
あんこがこれでもかと乗せられた小倉トーストが出てくる。

名古屋駅から10分のところにある喫茶店〈KAKO〉三蔵店さんの小倉トースト〈小倉カイザー〉。パンの中にまであんこが埋もれていた。コーヒーとの相性が最高!

そんな名古屋市で今回訪れたのは、
名古屋駅と名古屋城を結ぶ、レトロな商店街。
〈円頓寺商店街〉である。

1年前にアーケードが改装された円頓寺(えんどうじ)商店街。

門前町にできた商店街

円頓寺商店街は、きらびやかな名古屋城や、
名古屋市で一番の賑わいをみせる大須商店街と異なり、
のんびり散策したくなるような落ち着いた商店街だ。

もともとはお寺や神社が多かったことから
参拝者相手の商売が増え、商店街ができたという。
その後、近くに流れる堀川を使った流通が盛んになり、
芸妓さんが闊歩していたような賑やかな時代もあったそうだ。
でも、時の流れとともに徐々に利用者が減ってしまっていた。

商店街の名前の由来となった円頓寺(えんどんじ)。

しかしいままた、昭和の雰囲気を色濃く残す老舗や、
空き家を再利用した店舗、
商店街が一体となってしかけるイベントが
注目されるようになり、活気を取り戻している。

思わず写真を撮りたくなる店が多い。

レトロな看板やフォント好きにはたまらない商店街だ。

商店街を盛り上げるひとり、〈飯田用品店〉の飯田幸恵さんに案内してもらいながら歩く。

たとえば今年(2016年)4月にオープンしたという
歌舞伎エンターテインメント〈ナゴヤ座〉は、
商店街でテイクアウトしてきたものが持ち込みOKになっている。
開演前に商店街をブラブラして、名古屋めしを食べながら
気軽に創作歌舞伎が楽しめるのだ。

ド派手な演出の舞台が見られるカブキカフェ〈ナゴヤ座〉。

かっこいい舞台を商店街で買ってきた名古屋めしとともに楽しめる!

名古屋弁のおみくじ発見!

また、商店街の中ほどには小さな神社があるのだけど、
なんとそこでは“名古屋弁”で書かれたおみくじが引ける。
これも商店街の人たちの発案だそうだ。
見慣れない名古屋弁がおもしろくて、
声に出して隅々まで読みたくなるおみくじだった。

小さい神社、こんぴらさん。

私が引いたおみくじは吉。「昔の事ははよ忘れやあ 今が大切だでね」と名古屋弁で書かれていた。

カヤックが 自宅葬に特化した 〈鎌倉自宅葬儀社〉を設立

ユニークなデジタルサービスを様々に手掛ける神奈川県鎌倉市の〈カヤック〉が、
このたび〈株式会社鎌倉自宅葬儀社〉を設立。
“最後の思い出も、家でつくる。”をコンセプトに、
自宅葬に特化し、自社で葬儀を執り行うサービスを提供します。

近年、葬儀業界では、高齢化による葬儀の小規模化(低価格化、簡素化)が進んでおり、
大仰な葬儀ではなく、家族や近しい人々に送り出されたいと願う方も多いのだとか。
鎌倉自宅葬儀社では、コンシェルジュが親族と打ち合わせを行い、
葬儀のコンセプトから内容までのプランニングを実施。
故人の思い出を、慣れ親しんだ家で偲ぶ自宅葬を行うのだそう。

事業を行うのは、鎌倉をはじめとした神奈川県湘南エリア。
鎌倉市民は持ち家比率割合が80%(※)と高く、
湘南エリアでは在宅医療を推進する事業を行っていることから、
自宅葬との親和性が高いと見込まれるため。
安置のみの自宅葬は55万円、宗教的な儀式を執り行う自宅葬は85万円、
ご友人や知人のお別れ会も含む場合は135万円といった3プランを提供しています。

(※)平成26年度鎌倉市高齢者保健福祉に関するアンケート調査

サービスの詳細は、公式サイトにて。

information

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鎌倉自宅葬儀社

住所:神奈川県鎌倉市小町2-14-7 かまくら春秋スクエア2階

TEL:0120-29-5980

Web:公式サイト

〈太秦江戸酒場 幕末・夏祭り〉 京都の映画村が 江戸風情たっぷりの酒場に!

京都市にある時代劇のメッカといえば〈東映太秦映画村〉。
2016年8月27日(土)、28日(日)の二晩にわたり、
この時代劇の聖地が大人のためのエンターテインメント空間に変わる
イベント〈太秦江戸酒場〉が開催されます。
その名の通り、映画村が江戸風情あふれる大きな酒場に変わる、大人のための宴です。

イベントでは、“ロマン溢れる幕末”をテーマに、150年前の江戸の異空間が出現。
単に映画村でお酒が飲めるだけではなく、凝りに凝ったたくさんの仕掛けがあり、
江戸の夢から醒めさせません。
会場には京の老舗によるスペシャルな馳走屋、
瓦版屋に見世物小屋、水面行燈祭に盆踊りなど、たくさんの催しが行われます。

また東映が誇る俳優陣が行き交う侍や行商、艶やかな花魁らに扮したり、
伝統芸能の職人やアーティストによるアートワークショップも。
浴衣や着物で来場すると、すごく楽しそう。

そして、日本酒好きにはたまらない、蔵元たちがお相手する〈きき酒処〉が登場。
今年は月桂冠、佐々木酒造、玉乃光酒造、羽田酒造、増田德兵衞商店、松井酒造らが参加し
酒蔵とコラボした〈浪人BAR〉に〈新選組BAR〉などが出現します。
入場料金は、一日5,000円(入場料のみ)です。

『もしものハナシ』公開。 もしも刃物がなかったら?! 衝撃のPRムービー

“日本一の刃物のまち”である岐阜県関市のPRムービー『もしものハナシ』がただいま話題!
刃物が存在しない虚構の世界を描いているのですが、あまりにも極端な描写のため衝撃だと
ネット上でバズっています。まずはこちらから映像をご覧ください!

映像で描かれるのは、
包丁・カミソリ・理髪用刃物・爪切り・ウェディングナイフという
日用の道具が無い各シーンで、苦心する人々。
チョップで野菜を切ろうとするお母さん、ガムテープを使ってヒゲを抜く中年男性、
お客さんの髪を歯で噛みちぎる美容師、
握手会で伸びすぎた爪がファンに刺さってしまうアイドル、
初めての共同作業としてケーキ“入拳”する新郎新婦…!

刃物が無ければ人はどれだけ困るか、を映像で直感的に伝えるのが目的なのだとか。
監督はCMディレクターの新井健介さん。

ガムテープでヒゲを抜く中年男性

客の髪を噛みちぎる美容師

伸びた爪をファンに突き刺すアイドル

岐阜県の中央部に位置する関市は、
実はイギリスのシェフィールド、ドイツのゾーリンゲンと並んで
「刃物の3S」と呼ばれる世界有数の刃物工業都市。

刃物製品出荷額の全国シェアでは、包丁で約5割、理髪用刃物で約7割を占めるなど、
日本の刃物産業を支えているんです。
理髪用刃物に至っては、第二位の新潟県の7.1%を大きく引き離すシェアを占めています。
それなのに、関市が刃物のまちだということが知られていない! 
特に20~30代の若年層における認知が低いため、この映像が作られたのだそう。

ウェディングケーキを叩き潰す新郎新婦

明治の民家が残る島は、消滅寸前? 学生と取り組む空き家再生。 坂東幸輔建築事務所 vol.4

坂東幸輔建築事務所 vol.4

こんにちは、建築家の坂東幸輔です。
これまでの連載では徳島県神山町での空き家再生まちづくりについて書いてきました。
今回からは舞台を移し、徳島県南部の海のまち・牟岐町の
出羽(てば)島で行っている活動について紹介したいと思います。

出羽島の航空写真。

連絡船から見た出羽島。

出羽島は牟岐港から連絡船で15分の沖合にある、
周囲約4キロの小さな島です。車が1台も走っていない出羽島では、
建物を建てたり壊したりということが大変で、
明治から昭和のはじめ頃の民家がそのまま残っています。島に降り立つと、
まるで昭和にタイムスリップしてしまったのではと思うような
レトロな建物が並ぶ風景が広がっています。

出羽島の港。島民のほとんどが漁師を生業にしている。

最盛期には700人いた人口も現在は70人、高齢者率も高く、
島内の3分の2の建物が空き家という、
放っておいたら10年後には無人の島になりかねない、消滅の可能性の高い島でもあります。

牟岐町の人たちも黙って見ているわけではありません。伝統的なまち並みを再生するために、
平成29年度より出羽島の集落が「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」
の指定を受ける予定で、国から補助を受けて伝統的な価値をもつ民家を改修していく予定です。

伝統的な民家の建ち並ぶ出羽島の集落の風景。島には車が1台もないので、自転車が主な交通手段。

私と出羽島の出会いは『出羽島アート展』がきっかけです。
2014年3月、出羽島という場所でアート展が開催されていることを新聞で知り、
休日に遊びに行きました。初めて島を訪れた私は、ひと目で出羽島に惚れ込んでしまいました。
「ミセ造り」と呼ばれる折りたたみ式の雨戸をもった
伝統的な民家のまち並みのなかで、都会に住む現代人がすでに失ってしまった、
仕事と生活が地続きで人の営みを感じさせる島の風景に出会い、クラクラしました。
古民家好きの私にとって、出羽島はまさに宝の島だったのです。

ミセ造りと呼ばれる折りたたみ式の雨戸。開くと蔀戸(しみど)と縁台になる。

「出羽島に住みながら、民家の再生をライフワークにして生きられたらなんてすてきなんだろう」
と、島を訪れた後で目をハートにしながら会う人みんなに出羽島の魅力を語っていました。
前回、神山町で夢を語っていたら
えんがわオフィスの設計を頼んでもらえたエピソードを紹介しましたが、
出羽島でも自分の夢をいろいろな人に話していくうちに、
本当に仕事を頼んでいただくことになりました。
熱烈な島へのラブコールが通じたのです。

2014年の終わり頃、牟岐町の教育委員会の方から
出羽島の空き家〈旧・元木邸〉の改修工事の基本設計をしてほしいと依頼されました。
重伝建に指定される前に民家改修のお手本をつくりたいと、牟岐町が購入した空き家です。
外観は歴史的調査を行ってオリジナルの状態に復元をするけれど、
内部を島の人や移住者・交流者が集まれる建物にしたいという要望でした。

改修前の旧・元木邸の外観。増築されてミセ造りなどは取り除かれ、オリジナルな外観は失われている。

しかし、いくつか条件もありました。

100組以上の アーティストが集結!3度目の 〈あいちトリエンナーレ 2016〉 スタート

国内外のさまざまな地域から、
多様なジャンルのアーティストが100組以上集結! 
3度目となる国際芸術祭〈あいちトリエンナーレ〉が、
愛知県内各エリア(名古屋市、岡崎市、豊橋市)でスタート。
8月11日より10月23日の74日間にわたり、開催されます。

レセプションの壇上に登った作家やキュレーターたち。

芸術監督に、写真家、映像人類学者として活躍する港千尋さんを迎えた今回。
「〈虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅〉というテーマのもと、
美術・映像・音楽・パフォーマンスなど、現代行われている芸術活動を
できる限り、複合的に扱い、芸術がもともと原初的に持っていたであろう、
自然界との連続性を再発見する」といったコンセプトを掲げています。

県知事と各市の市長と、港千尋さんが光るハッピ姿でご挨拶。

なんと、38の国と地域から119組のアーティストが集結。
これまでと同様に、まちなかにアートを散りばめ、
その出会いをも楽しませる演出は今年もそのまま引き継がれています。

豊橋市

豊橋市は今回追加された新エリア。
路面電車が走る風景が残る中心市街地の駅前周辺のほか、
オフィスや飲食店などが入居するビルなどで展示が行われます。

今回、特徴的なのは、ほかの芸術祭では
これまで取り上げられてこなかった、
中近東や中南米といった国々で活躍する、
コアなアーティストの作品が集められている点でしょう。

『姫と逃げろ!』公開。 自治体初! 本格ストーリーVR360°動画

昨年、世界最大の〈田んぼアート〉で
ギネス世界記録(TM)に認定された、埼玉県行田市。

このたび、日本の自治体としては初めての、本格ストーリーものの
VR360°動画『姫と逃げろ!』を公開しました。
行田市内にある遊歩道・サイクリングコースのプロモーションのためのプロジェクトです。

※動画の視聴はこちらから。

VR(バーチャル・リアリティ)によって、視聴者のアクションに合わせて
動画の画角も変わり、まるで自分がその場にいるかのような感覚を味わうことができます。

映像の舞台は、行田市が誇る名城の忍城址(おしじょうし)や、バスターミナル観光案内所、
遊歩道(さきたま調節池)、古代蓮の里など。
成田家の勇猛果敢な武将達をモデルにした、〈忍城おもてなし甲冑隊〉らが熱演しています。
また、4Kで撮影しているため、高画質な4K再生が選択可能なのも特徴です。

〈下北沢ケージ〉 高架下にイベントパークが オープン!

再開発が進む、東京・下北沢の高架下に、
2016年8月19日、イベントパーク〈下北沢ケージ〉と、
カジュアルな食堂・酒場〈ロン・ヴァ・クァン〉が
同時オープンします。
工事が進む高架下空間を使った、3年間の期間限定の広場です。

〈下北沢ケージ〉は、金網フェンスに囲まれた、
約200平米のスペース。
〈ロン・ヴァ・クァン〉は、その中にある、
ベトナム語で鳥籠酒場という意味を持つ、
アジア都市の屋台のような飲食空間です。

〈下北沢ケージ〉は、いろいろな使い方ができるところ。
昼間はまちの広場として開放され、
夕方から夜にかけては飲食店の客席になったり、
ナイトマーケット(夜市)や
様々なアクティビティ、イベントが行われたり。
特徴は、壁ではなくケージによって囲われているので、
街行く人々が様子を見ることができること。
企業PRやマーケット、アートイベント、
映像・映画、パフォーマンス、スポーツなどの
イベント利用がされるほか、地域の行政・商店会・団体等とも連携し、
地元の方も日常的に利用できる場所にしていくのだとか。

本プロジェクトは、井の頭線高架橋化工事の一部完了に伴い、
利用可能となった高架下空間を有効活用する
〈KEIO BRIDGE Shimokitazawa〉の一環。
ユニークな切り口で物件を紹介する不動産サイト〈東京R不動産〉と、
不動産再生のプロデュースなどで知られる〈株式会社スピーク〉、
編集を軸にさまざまなクリエイティブを手がける〈株式会社東京ピストル〉が
タッグを組みました。
線路の下で飲み、食べ、語らう、リラックスした
ひとときが過ごせそうです。

岐阜の豊かな植生が、 世界一のアロマの産地になる!

香りの原点は裏山に!

国産アロマブランド〈yuica〉は、
木工家具をつくっている〈オークヴィレッジ〉の敷地内にある。
かつて俳優の菅原文太さんが住んでいたという建物が事務所だ。
yuicaの代表は、オークヴィレッジと同じく稲本 正さん。

かつて日本中の森を回ってその魅力を
『森の旅 森の人 —北海道から沖縄まで日本の森林を旅する』という
本にまとめた稲本さん。
これが好評で、次は世界20か所の森を回り、『森の惑星』を執筆することになった。
そこで世界の森のどこへ行けばいいかと相談したのが、
当時イギリスの〈キューガーデン〉園長だったサー・ドクター・プランス氏だった。
そのときに、プランスさんから
「木が100年、1000年と、どうして長く生きているのか?」と問われた。
その答えがアロマだという。
つまり、木はアロマを出して、自分にとって悪い害虫ははねのけ、良い虫は引き寄せる。
その話を聞いて、稲本さんはアロマにも注目することになった。

yuica代表の稲本正さん。陽が入る事務所の裏山にて。

稲本さんの著作。日本と世界の森を回った。

yuicaの香りの原点は裏山だ。つまり身近な森。そこには多様な木が生えている。
まずはそれらを採取し、簡単な機械で精油(エッセンシャルオイル)を抽出し始めた。
とにかくたくさんの木々を試した。もちろん失敗したものも多い。
プランスさんは
「世界の森のなかでも、日本は温帯林として一番生態系が豊かである」という。
もちろんアマゾンも生態系は豊かだが、熱帯だ。
やはり温帯の人間には、温帯由来のものが合う。

「日本は国土の7割近くが森林で、森林率世界3位です。
実は日本はアロマをつくるのにすごく適しているのです」という稲本さん。

かつて日本人も香りに敏感であった。
yuicaというブランド名は「結馨(ゆいか)」という造語が由来だ。
「馨」には、声という文字が入っている。
日本には“香りを聞く”と表現する聞香(もんこう)という豊かな伝統文化も残っている。
しかし戦後の海外からの香水やアロマ文化の流入、そして無臭の流行から、
日本人の香りに対する意識は次第に薄れていった。

「本当は、においというものはそこらじゅうにあるんです。
だから無臭という概念はそもそも矛盾しています」

こうしてyuicaが誕生。国産であり、和のアロマはまだ珍しい。
身近な森の原材料から抽出された精油は、合成香料ではなく天然のものだ。
飛騨の森がぎゅっと凝縮されている。

和のアロマウォーター。

yuicaは開発段階から、単に香りがいいというだけでなく、
香りが体に及ぼす影響などのエビデンスも研究、集計している。

「五感のなかで、視覚は脳の大脳新皮質を働かせます。
一方、嗅覚は大脳辺縁系を働かせます。
悪い菌を抑える免疫機能、消化液などが働く内分泌など、
無意識に行われている機能は大脳辺縁系が司っているんです。
ところが現代社会では、視覚から入ってくる情報が圧倒的。
つまり大脳新皮質ばかり活性化させてしまって、大脳辺縁系が弱まりがち。
どんなに頭のいい人でも、気分がすぐれないときには情報は入ってきません。
両方のバランスが大切なのです」

香りは予防医学になる。パソコンやスマートフォンを見ることの多い現代生活において、
視覚だけでなく嗅覚も駆使して脳のバランスを取ることで、
漢方のように生活習慣のなかから病気を予防する。

敷地内を歩いていると差し入れのスイカを切っていた。従業員みんなが寄ってくる。

菅原文太さんが手入れした明るくて美しい森。

アマゾンと飛騨に、同じ香りがあった

yuicaでは、ヒノキやスギ、モミ、アスナロなど、
日本人になじみのある木のアロマがラインナップされている。
なかでもyuicaを代表する香りとなっているのが、
クロモジ、ニオイコブシ、サンショウだ。
サンダルウッドやローズウッドとは違い、どれも一般的に日本に生育しているもの。

クロモジという木は、楊枝に使われる木として知られる。
高級な和菓子などで、皮がついたままの楊枝が付いていることがあるが、
あれはクロモジの枝を削ったもの。
特に西日本などでは、お茶の席での楊枝のことをクロモジと呼ぶくらい。
わりとどこでも生えている木だが、アロマを取ってみるととても香りがいい。

この成分を調べてみると、リナロールという成分が多く含まれていた。
これはアマゾンに生えているローズウッドに含まれる成分と同じで、香りがよく似ていた。

「よくよく考えると同じクスノキ科なので、似ていてもおかしくないのですが、
アマゾンの木とうちの裏山の木に、同じ成分が含まれているとは驚きました。
ローズウッドは、かつてマリリン・モンローが使っていて有名になった香水
〈CHANEL N°5〉の主成分でした」

実際のクロモジの木を手に取り、斑点があることから「黒文字」という名前になったと説明してくれた。

集められた木々は、すべてトレーサビリティに対応。

甘酸っぱい香りのするニオイコブシを調べると、
“世界で一番いい香り”と言われるゲラニアールという成分が含まれていた。
これは成分名からも推測できる通り、
フランスの高級ブランド〈GUERLAIN(ゲラン)〉の香水にも使われているものだ。
シャネル、そしてゲランの香水と、
同じ成分が取れるという飛騨の森は、なんとも豊潤で不思議だ。

またサンショウは、yuicaが世界で初めて精油の抽出に成功したものだ。
サンショウはミカン科。
実が緑色の若いときに種ごと擦りつぶしたものが、うなぎなどに使う粉山椒。
しかし時間が経って赤くなってくると、種が硬くなって山椒としては使えない。
yuicaの精油は、そのときのわずかな赤い皮だけを集めて精油を取っている。
だから大量にはつくれない。

それほど大きくない抽出機のように見えるが、この規模は日本では最大級。

たとえペットボトルに入っていても、取れたての貴重なオイル。

森から採られてきた木や枝葉は、原材料ごとに粉砕される。
そして水蒸気蒸留法で精油を抽出。精油は重量比で0.1%程度しか取れない。
クロモジもニオイコブシも、群生ではなく点々と生えているため、
原材料が集まりにくく、しかもオイルが取れにくい。
かなり手間のかかる作業だ。

「うちは飛騨のものしか使いません。
なんで柑橘系をやらないかといえば、このあたりに柑橘がないから。
たとえば北海道にはラベンダーでやっているところもありますし、
四国では柑橘を使っているところもあります。
どうせなら、そういった地場を大切にしているメーカーと組んだほうがいいですね」

土地の財産を使っていくという思いをyuicaでも守っていく。
そうすれば特色のある日本各地のアロマが増えていくだろう。

「これから国産アロマも増えていくと思いますよ。日本は香りの宝庫ですから」

裏の山にあるツリーハウスは、木々の間から見える眺望も最高!

事務所の前には、アロマで使う木々の苗が。

〈静岡こだわり野菜ピクルス〉 野菜も調味料も 全部静岡産!

とことん静岡県産にこだわった〈静岡こだわり野菜ピクルス〉が
2016年8月16日(火)発売開始です。
静岡産のトマトベリー、ビーツ、ミニチンゲン菜、きくらげの4種類。
価格はいずれも350円(税抜)です。

このピクルス、どれくらい静岡産にこだわっているのかというと、
野菜はもちろん、調味料まですべて静岡でつくられたものなんです。

トマトベリーとミニチンゲン菜は牧之原の〈枝村農園〉、
ビーツは袋井の〈滝浪農園〉、
きくらげは静岡市の〈自然の力農園〉で採れたもの。

東北6県の工芸品がずらり! 〈東北スタンダードマーケット〉 仙台PARCO2に誕生!

東北のものづくりを軸として、
東北に根づいた「暮らし方」を見つめる〈東北STANDARD〉のショップが、
2016年7月1日にオープンした〈仙台PARCO2〉に誕生しました。

取り扱うのは、
東北の暮らしの中で長い間親しまれ、愛されてきた、
工芸品や日用品、デザイングッズ、食品など。
日常づかいにも、プレゼントにも使えるような、
東北6県の工芸品がずらりと並びます。

内装や什器は、東日本大震災後に生まれた〈石巻工房〉が手がけています。

東北地方の厳しい環境の中で生まれ、伝わり続けたものづくり。
その土地ならではの工夫や知恵、想いを受け継いだ「もの」たちは、
単なる商品でも、消費的なアイテムでもなく、
これからの「豊かな暮らし」を考えるヒントを授けてくれる存在のようです。

ショップでは、
同じく日本各地でつくられている、地域の文化を背景に持つ商品についても、
〈NIPPON STANDARD〉と名づけ、
フェアやイベントを定期的に行っていく予定なのだそう。

さらに今回、
アパレルブランド〈coen〉による新たなレーベル〈ACT LOCALLY〉と、
〈東北STANDARD〉がコラボレーション。
「ものと人と地域のつながり」を通じて新しい発見を伝える、という
〈ACT LOCALLY〉のコンセプトと、
新しい価値観のもと発信される東北の民工芸品が出会い、
東北の伝統や歴史を感じられるすてきな商品が生まれました。
こちらは、同じく〈仙台PARCO2〉内、
〈コーエン ジェネラルストア〉で展開されます。

木造倉庫が、演劇の舞台になる? 歴史と現代の感性が行き交う空間。 ASTER vol.7

ASTER vol.7

みなさんこんにちは。ASTERの中川です。
いよいよ最終回になりました。

最後にご紹介するのは、築140年の元酒蔵で、現在さまざまなイベントが開催され、
大勢の人々が訪れる場所となっている現代の熊本の文化発信基地。
〈早川倉庫〉をご紹介したいと思います。

早川倉庫と古町エリア

早川倉庫は熊本市の中心市街地から車で10分、
熊本駅から市電で5分ほどの古町エリアにあります。
古町エリアは加藤清正が熊本城築城の際につくった町人のまち。
400年以上の歴史があります。
早川倉庫がある万町のほか、紺屋町、魚屋町、中唐人町など
碁盤の目のような町割りが特徴で正方形の区画ごとにお寺が必ずひとつあり、
その廻りを町屋が囲んでいます。

古町エリアの地図。

明治から大正時代には、多くの商店やデパート、娯楽施設などが建ち並ぶ
熊本の商業、経済の中心地として栄えたそうです。
その名残りで現在もまだ多くの古い町屋が残っています。最近ではこの魅力ある町屋を
改装したカフェやレストランなどもあり人気のエリアになっています。

早川倉庫は明治10年に建てられた今年で築140年の大型木造建築。

通りに面している早川倉庫の外観。奥にも倉が連なっています。

もとは〈岡崎酒類醸造場〉として、にごり酒の醸造所だったそうです。
1877年の西南戦争で一度焼失し、同年に再建された建物が今残っている建物になります。
聞いた話では、当時の明治政府が西南戦争後に焼け残った熊本城を解体し、
町人に払い下げを行った時期なので、
早川倉庫には熊本城の廃材が再利用されている可能性が極めて高いとのコト。
たしかにほかでは見たことのない、ものすごい梁などが使用してあります。

早川倉庫の建物の2階は、ダイナミックな梁がむき出しになって重厚感ある空間です。

のちに履物問屋へ変わり、昭和29年に現在の貸し倉庫業、早川倉庫となります。
貸し倉庫業のかたわら、5年ほど前からマルシェ、演劇、展示会、ライブなど、
この空間の魅力に魅了された人々がさまざまなイベントを開催するようになりました。

この代々守り継いできた早川倉庫を今、新しく利活用しているのが、
写真の早川祐三さん。早川倉庫の倉庫番であり、ミュージシャンでもあります。

こちらが、祐三さん。

今の形態になる以前、
祐三さんはまず、当時まだ使われていなかった2階スペースの掃除から始めました。
ひとりで数週間、毎日床の雑巾がけをしたそうです。
それから建物の老朽化しているところを直したり、壁の補強をしたり、
ひとつひとつ、少しずつ時間をかけて全部自分で直していきました。
フルDIYです。こんな大型の木造建築をひとりで手を加えていくなんて
想像もできないですが、祐三さんはひとりでできるところから
コツコツとやっていきました。
いつかこの倉庫で何かしたいと漠然と思っていたそうです。

そんなとき、東日本大震災が起きます。
祐三さんは何かできないかと熊本でのチャリティーイベントを企画し、
早川倉庫のそれまで使われていなかったスペースで音楽イベントを開催。
それをきっかけに徐々にイベントスペースとして使われ始めます。

依頼が増え始めたのは、2011年12月に開催された、
岡田利規さん主宰の演劇カンパニー〈チェルフィッチュ〉の公演があってからだそうです。
世界的に活躍する劇団の公演を見た人たちが口コミやSNSで拡散しはじめ、
今ではクラムボンなど有名ミュージシャンのライブや
大規模な展示会なども行われるようになりました。

倉庫が舞台に変貌した、チェルフィッチュの公演の様子。

マスキングテープmtの『mt ex熊本展』。

残響がいいと、ライブの会場として使われることも多いようです。

熊本県内の酒蔵が集まり、毎年開催されている〈酒蔵まつり〉。

早川倉庫は建物が持つ圧倒的な存在感と空気感に祐三さんの感性が混ざり合い、
多くの人たちを惹きつける魅力となっているのだと思います。

早川倉庫では年間を通しさまざまなイベントが開催されていますが、
リノベーションのイベントも年に一度行われています。
〈リノベーションEXPO JAPAN〉です。