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〈いちじくいち〉
お母さんの味を伝える
北限のいちじくフェスとは!?

コロカルニュース

posted:2016.9.23   from:秋田県にかほ市  genre:食・グルメ / 活性化と創生

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

秋田のおばあちゃんの間では、お茶の友として
あまーく煮込んだ“いちじくの甘露煮”が昔から愛されているのをご存知ですか?
なかでも鳥海山の麓にあるにかほ市は、「北限のいちじく」産地で知られるところ。
仁賀保高原と日本海に囲まれて育つにかほのいちじくは、
糖度の高い果肉は柔らかく、香りも良いのが特徴なんです。

鳥海山

このたび、このにかほ市で、
2016年9月24日(土)と9月25日(日)の
二日間にわたり、〈いちじくいち〉が開催されることになりました。
会場は、廃校になった旧小出小学校。
いちじくが販売されるマーケットにワークショップ、
トークイベントにライブなど、催しもりだくさん!

会場の旧小出小学校

マーケットでは、完熟いちじく、加工用いちじく、
いちじく加工品などが販売されるほか、
コーヒー、総菜、雑貨、作家作品なども並びます。
にかほ市、秋田県内の店舗等を中心に、
フリーマガジン『のんびり』編集部がセレクトしたラインナップ。

ワークショップでは、木版画やいちじく甘露煮の作り方を学べたり(一部参加費有料)、
Webマガジン『なんも大学』関連トークなどのトークイベントも。
ライブにはミュージシャンのHARCOさん、早瀬直久(ベベチオ)さんが出演。
料金入場料は来年の継続開催に向けたカンパ方式ということで、基本的に無料! 
来年の開催に向けてぜひカンパを!

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「にかほの風物詩」を後世に受け継ぐべく

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にかほ市は、フリーマガジン『のんびり』で特集された
木版画家 池田修三作品をきっかけに、
県内外から訪れる人が年々増えているところ。
本イベントの主催は、大竹いちじくレディース&ボーイズ、
佐藤勘六商店、のんびり合同会社による〈いちじくいち実行委員会〉。

甘露煮

にかほのいちじくは、お茶うけとして、厳しい冬を越す保存食として、
甘露煮として、秋田の暮らしのなかに浸透してきました。
時代は変わり、甘露煮をつくるお母さんたちも減ってきたいま、
“にかほの風物詩”を後世に受け継ぐべく企画されたのが、この〈いちじくいち〉なんです。

9月末は、いちじくの収穫最盛期。
にかほではいまいちじくの生産量を増やそうと、若木が次々と植えられているのだそう。
〈いちじくいち〉で、その魅力に触れてみてはいかがでしょうか?

information

map

いちじくいち

会場:旧小出小学校校舎(秋田県にかほ市中三地金井森27)

日時:2016年9月24日(土)10:00~19:00(ライブ17:00~)、9月25日(日)10:00~17:00

入場料:無料(来年の継続開催に向けたカンパ方式)

※ワークショップなど一部イベントは有料

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