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〈冒険の森 in のせ〉オープン
過疎地を救う!
日本の林業技師がつくる
アウトドアパーク

特集・木のある暮らし × コロカルニュース

posted:2016.6.22   from:大阪府豊能郡能勢町  genre:活性化と創生 / エンタメ・お楽しみ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  「木のある暮らし ーLife with Woodー」からのニュースです。
日本の木材を活用した新しい商品、ユニークな商品、ヘルシーな商品の情報や、
木に触れる、木の良さを知るイベントやプロジェクトのことなどをキャッチ!

writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。

大阪のてっぺんと呼ばれる、
京都府と兵庫県に隣接する大阪府能勢町。

2016年7月23日(土)、この森に、
アウトドアパーク〈冒険の森 in のせ〉がオープン! 
国内最大級規模の、58個ものアクティビティを擁する
広大なアウトドアパークです。

ツリートップアドベンチャー

能勢町は、人口減少によって
存続が危ぶまれる“消滅可能性都市”の全国24位。
観光資源が点在化していること、
そして観光客に楽しんでもらえるプログラムが不足していたことから、
集客が十分にできず、事業化が上手くいかないという悩みがありました。

〈冒険の森 in のせ〉は、それらを解消するべく、
人を集め、地域に人が循環し、地域経済の活性化を
促進するために作られた施設なんです。

ツリートップアドベンチャー

この施設が画期的なのは、
設計から建設、運営を純国産化することで、
低価格での施設開発、提供が可能になったこと。

従来の日本国内にある「ハイ ロープス コース」
(高所にロープを張り、建設されたアスレチック施設の総称)は、
アメリカやヨーロッパの技術によってつくられてきたのですが、
〈冒険の森 in のせ〉では、運営会社の〈冒険の森〉設計のもと、
日本の林業技師が中心となってコースを建築。
これにより、1次産業ではなく3次産業としての林業が生まれました。
日本の林業における、新しい可能性を感じます。

フォレストセグウェイツアー

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58個ものアクティビティが勢揃い

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ここはかつて東洋一ともいわれたキャンプ場、
〈大阪府立総合野外活動センター〉の跡地を利用した場所。

約80,000平方メートルという広大な敷地を活用して、
池の上空を滑空する、樹間距離536m&517mのジップラインをはじめ、
58のアクティビティが体験できる〈ツリー トップ アドベンチャー〉と、
施設内をセグウェイで散策する〈フォレスト セグウェイ(R)ツアー〉の
2つのプログラムが作られました。
ジップラインはともに国内最長級を誇ります!

一連のコースの総延長距離は1,864mという、
国内最大級の規模となるアウトドアパーク。
オープンは2016年7月23日(土)を予定しています。

information

map

冒険の森 in のせ

住所:大阪府豊能郡能勢町宿野437-1

営業時間:9:00~17:00(最終入場時間15:00 ※季節により変動有)

定休日:不定休(事前にお問い合わせください)

Web:公式サイト

木のある暮らしーLife with Woodー

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