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writer profile
Yuki Hashimoto
橋本ゆうき
はしもと・ゆうき●長崎県出身。これからの社会や暮らしについて考えるフリーペーパーの発行や、地元タウン誌の編集長などを経て、2016年よりフリーで活動。現在は長崎県西海市に移住し、より地域に密着しながら、豊かな暮らしのあり方を模索中。
佐賀県が世界に誇る「有田焼」は、今年で創業400周年。
現在、400周年を記念してさまざまなプロジェクトが行われるなか、
有田焼の潜在的な魅力を掘り起こし、
国内の市場の再活性化を目指す〈ARITA Revitalizationプロジェクト〉や、
全国の伝統的工芸品産地と連携して、
伊万里・有田焼産地の活性化を目指す
〈産地間コラボ事業〉などが進められてきました。
そしてこれらのプロジェクトから生まれた成果を
幅広い人々に紹介し、体感してもらおうと、
9月16日(金)〜19日(日)までの4日間、
東京ミッドタウンにて〈アリタノカタチ〉と題した企画が展開されています。
有田焼を「知る」「感じる」「買う」「使う」、
特別な体験の場となっているそうです!
実際に購入することもできる、
プロジェクトから生まれた商品にはこんなものたちが。
たとえば、大きく3つのプロジェクトからなる、
〈ARITA Revitalizationプロジェクト〉のひとつ、〈つたうプロジェクト〉では、
有田のものづくりの歴史をたどり、
これまで培ってきた資産を活かしながら新しい生活雑貨を。
プロジェクトのふたつ目〈リバイタライズ・プロジェクト〉では、
経営改善や商品の再編集を軸に、新たなブランディングを。
さらにみっつ目、〈業務用ブランディング〉では、
今ある技術や型を活かし、より付加価値の高い
業務用食器の新しいブランドを生み出す取り組みも行われています。
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また、〈産地間プロジェクト〉では、
全国各所の伝統工芸産地の工芸士や、次世代を担う団体の交流などを通し、
ともに伝統産業の未来に向き合うとともに、
コラボによる新しい商品開発も行なっているそう。
これらプロジェクトから生み出されるものは、
これまでの有田焼や窯元のイメージをくつがえす、新しい価値と魅力でいっぱい!
展示を見て、あれこれお気に入りを探しながら、
有田焼の技や、多彩な表情を楽しんでみてはいかがでしょうか。
そしてさらに、
有田焼を「使う」では、ミッドタウンのコートヤードに、
屋外レストラン〈ARITA Bowls & Marche〉も登場します!
業務用に開発した新ブランド〈PRODUCT JAPAN〉の器を使用して、
佐賀のおいしい食をいただけるとか。
展示を通して「知り」、伝統工芸士による実演や体験で「感じ」、
買って、使って、有田焼の魅力を感じることのできるイベント。
連休中のおでかけに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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