温泉地・別府に眠る空き家を、“暮らす宿”へ再生。中長期滞在プロジェクト〈TOJIHAUS〉

大分県別府市野田〈TOJIHAUS〉メインビジュアル

温泉と仕事、暮らしが自然につながる滞在

大分県別府市で、空き家を活用した中長期滞在拠点〈TOJIHAUS PROJECT〉が始動した。手がけるのは、全国各地で空き家再生や宿泊事業を展開する株式会社エンジョイワークス。別府市内に点在する空き家をリノベーションし、複数泊を想定した“暮らすように滞在する宿”として再生していく。

日本有数の温泉地として知られる別府市。一方で、市内には1万2000戸を超える空き家が存在し、空き家率は全国平均を上回る約18%にのぼるという(2018年:住宅土地統計調査)。今回のプロジェクトでは、そうした空き家を面的に活用しながら、温泉とともにある日常を体験できる新たな滞在の形を提案する。

〈TOJIHAUS〉の特徴は、単なる宿泊施設ではなく、“暮らしの延長”として滞在できる点にある。対象となる物件は、温泉を引き込んだ住宅、あるいは徒歩圏に共同浴場や温泉施設がある場所を選定。朝に湯へ浸かり、仕事をし、街へ出て、また温泉へ向かう。そんな別府らしい生活リズムを滞在の中に組み込んでいる。

空間設計では、既存建築の素材感を活かしながら、ワークスペースや生活機能を整備。仕事と暮らしをシームレスにつなぐ、“ちょうどいい滞在空間”を目指している。

今後は、地域住民や滞在者が交わる交流拠点「センターハウス(仮)」の整備も予定。別府市が掲げる「新湯治・ウェルネス」の考え方とも連携しながら、空き家活用にとどまらない、新しい滞在文化の創出を目指している。

Information

TOJIHAUS PROJECT

住所:大分県別府市|地図
HP:https://tojihaus.jp/
Instagram:@tojihaus_official

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