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posted:2024.8.30 from:京都府京都市 genre:アート・デザイン・建築
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コロカル編集部
国内外から年間5000万人を超える観光客が訪れる京都で、
半数以上の観光客が足を運び、四条祇園エリアを代表する、京都最古の禅寺〈建仁寺〉。
こちらで、夜間を特別に開放し、脳をととのえるニューロミュージックを聴きながら、
回廊を巡るサウンドアートナイトイベント「ZEN NIGHT WALK KYOTO」が、
9月22日まで開催中です。
800年以上仏法を伝承する場として、
伝統を大切にしながらも、新たな取り組みにも挑戦。
同イベントは、建仁寺法堂にある迫力ある天井画「双龍図」でも
有名な日本画家・小泉淳作の生誕100年を記念した回顧展の一環として
ニューロテクノロジーと音楽を融合したプロダクト開発を行う、
スタートアップ企業〈VIE(ヴィー)〉と〈日本経済新聞社〉が主催。
イベントの見どころについて、建仁寺の浅野俊道さんは、
「現代のサイエンスや音楽などの最先端技術を利用し、
庭園や絵画に込められた思いや意味を思い浮かべながら、
ぜひ見て、聴いて、身体で感じて、自分自身の心と向き合える、
唯一無二の体験になったら」と来場を呼びかけました。
境内に設置されたスピーカーは、
どの場所から音が流れているのかわからないように、
細部まで計算されたこだわりも。
脳波のある帯域を増強・減衰するためにデザインされた音楽として、
「集中」「リラックス」効用があるニューロミュージックの音と静寂、
光と影を感じながら、昼間の表情とは違う、
幻想的でマインドフルネスな体験を楽しめます。
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まず堂内のエントランスを抜けて「○△□乃庭」へ。
禅宗の四大思想「地水火風」を庭園で表現し、禅宗の四大思想「地水火風」を、
地(☐)・水(〇)・火(△)で表したもの。
今の季節にふさわしい、涼しげなブルーに染まった空間の中で、
DJのLicaxxxさんによるシータ波を取り入れた音楽を聴きながら、回廊を巡り、
アート・インスタレーションを拝観することでマインドフルな状態に。
目の前に広がる、ほのかな光と影に心奪われる、インスタレーション。
夏の夜に、広縁に腰かけながら、脳が「ととのう」
ニューロミュージックで涼を感じ、静かな時間を過ごすことができます。
2002年に建仁寺創建800年を記念し、
日本画家・小泉淳が法堂の天井に描いた「双龍図」と融合した作品も。
現代アーティストの脇田玲さんが、最新の流体シミュレーション技術を
使用したエネルギーの流れを可視化するオーディオビジュアル・インスタレーションを制作。
畳108畳分におよぶ建仁寺を象徴する天井画に、
現代ならではの映像や音楽が融合することで、「仏法の雨を降らせる龍」の
迫力あるエネルギーで満ち溢れた空間を演出しています。
そんな音と光で彩られた建仁寺で五感を研ぎ澄まし、
京都ならでは幻想的な夜を過ごせる
「ZEN NIGHT WALK KYOTO」の開催は9月22日(日)まで。
イベントの詳細は、公式サイトをチェック。
癒しのサウンドを聴きながら、800年の歴史ある禅寺の夕涼みを
この機会にぜひ楽しんでみてください。
information
ZEN NIGHT WALK KYOTO
*価格はすべて税込です。
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