news
posted:2018.5.16 from:北海道虻田郡洞爺湖町 genre:アート・デザイン・建築
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2018年5月27日(日)、菓子研究家・長田佳子(おさだかこ)さんによるfoodremediesと
イラストレーターの塩川いづみさん、編集者の水島七恵さんが
北海道・洞爺の〈toita〉にて食とドローイングのイベントを行います。
これは、食べる・描く・編むをはじめとするさまざまな行為を通して、
心と体の同時性を探求していくプロジェクト〈腑(はらわた)〉の初イベント。
洞爺をテーマに絵の展示やライブドローイング、お菓子の提供、お話会を行います。
絵を描くのは、洗練とユーモアを併せもつイラストレーションで人気の塩川いづみさん。
塩川さんはオリジナル作品を発表するほか、雑誌の挿絵やパッケージイラスト、
音楽のアルバムアートワークなどを手がけられています。
この日は、洞爺をテーマにした絵の展示と、
地域に自生する植物を使ったライブドローイングを行うそう。
お菓子をつくるのはトラベルライフスタイル誌『PAPERSKY』の刊行記念イベントや
〈種市〉や熊本の〈泰勝寺〉への出店など、各方面にひっぱりだこの長田さん。
長田さんは体に負担がかかる砂糖の量をなるべく減らし、
自然に寄り添うお菓子をつくっているのだとか。
本イベントでは、植物や食材、甘みの代わりのスパイスなどを使い、
この日だけのお菓子をつくります。
ことばを編む人として参加する水島七恵さんは、雑誌『リンネル』での執筆や
根室を拠点に活動する〈vostok〉が企画する〈EASTERN〉のリーフレットなど、
コロカル読者が気になる企画をいろいろ手がけられています。
当日は腑とご近所のパン屋さん〈ラムヤート〉チームによる
「洞爺と腑」をテーマとしたお話会も開催するとのこと。
どんなイベントになるのか楽しみですね!
Page 2
会場は、洞爺湖を見下ろす素晴らしいロケーションにある〈toita〉。
石窯パンとカフェギャラリー〈ラムヤート〉の満寿喜さんに
誘われてこの地にやってきて、2015年秋にオープンしました。
お店には地元の生産者から仕入れた野菜や卵、
四国からやってきた調味料などが並んでいます。
いずれも、直接つくり手を訪ね、食品がつくられる現場を
見てから仕入れるようにしているそう。
toitaではトークイベントや展等会なども開催してきました。
これまでに開催されたイベントは、
〈aaltocoffee〉の庄野さんを招いてのトーク&販売会や
写真家・赤阪友昭さんの写真展などなど。
オープン間もないながら、洞爺に新しい空気を呼び込む憩いの場となっているようです。
今回のイベントでは、腑とのコラボレーションから
どんなストーリーが生まれるのでしょうか?
この機会にぜひお出かけになってみてくださいね。
information
腑〈食とドローイング〉
開催日:2018年5月27日
時間:10:00〜12:00/13:30〜15:30 (2回制)
定員:各20名
会場:toita(裏)
住所:虻田郡洞爺湖町洞爺町85-2
予約(問い合わせ):toita.toya@gmail.com メールの件名を「腑」とし、本文にお名前、ご予約人数、お電話番号を明記の上お申し込みください。
参加費:3500円(お菓子と飲み物、お土産お菓子つき)
Feature 特集記事&おすすめ記事