【地元の人はここで食べる】〈TANE〉店主に聞く、大分でほっとひと息できる3軒
どんな気分の日にも寄りそう、〈喫茶Pirica〉で体にやさしい味わいを
別府駅から徒歩8分、〈喫茶Pirica〉は地元の人から旅行者まで、いつも多くの人でにぎわう人気店だ。
毎朝土鍋で炊いたごはんでつくるおむすび定食にスパイスカレー、季節のパフェにビーガン対応のスイーツまで。どんな気分の日にも応えてくれるラインナップがうれしい。
「土地と人とのつながりと、心地よいおいしさを大切にしたい」という店主の想いから、地元の有機食材やフェアトレードコーヒー、無添加の伝統調味料など素材選びにも妥協がない。
「友達の家にいるようにくつろいでいただけたら」。そう話す店主の河野時人(はると)さんの言葉どおり、ここにはあたたかな時間が流れている。
「優しさに甘えて食べすぎてしまうので、ご注意を」と、〈TANE〉の太田豊茂さん。旅の途中に、心も体もやさしく満たされる一軒だ。
Information
住所:大分県別府市北浜1-14-15 ホテルニューツルタ1F|地図
営:金・土・日 8時〜18時(L.O.17時30分)、月・火・水 10時〜17時(L.O.16時30分)
休:木曜
Instagram:@pirica_kissa
旅のおみやげはここで決まり。豊富な焼き菓子が揃う〈工房あめのちはれ〉
豊後高田市の集落に、小さな焼き菓子店〈工房あめのちはれ〉はある。営業は週3日のみ、それでもおよそ60種類の焼き菓子が棚に並ぶ。
人気No.1の「全粒ポリポリ」や米粉グラノーラ、フルーツロールからチョコサンドまで、そのラインナップは驚くほど豊か。グルテンフリーにビーガン対応、身体にやさしい素材へのこだわりが、棚いっぱいに並んでいる。どれにしようか迷う時間もまた、ここでしか味わえない楽しさだ。
「いつも種類が多くて、選ぶのがとても楽しい。ついついカゴいっぱいに」と太田さん。どんな相手にも喜んでもらえて、贈り物にも重宝しているという。
旅の合間の小休憩に、あるいは誰かへのおみやげを探しに。集落の小さな工房へ、少し遠回りする価値がある。
Information
住所: 大分県豊後高田市草地1802|地図
電話:090-5211-3297
営:木・金・土 11時〜16時
休:月曜・火曜・水曜・日曜(夏季休業、冬季休業あり)
Instagram:@ame.no_ti.hare
小さな珈琲店〈Cafe 一雨(いちう)〉で静けさに包まれる贅沢時間を
別府駅から徒歩4分の〈Cafe 一雨〉。女性の店主が一人で切り盛りする、小さな珈琲店だ。ここでは朝9時から夜7時まで、学校前の学生も仕事帰りの人も、それぞれのペースでふらりと立ち寄っていく。
「1組1〜2名様、3名様以上はお断りしています」という店主のスタイルが、この空間の静けさを守っている。自家焙煎の豆で淹れるドリップコーヒーやエスプレッソを、誰にも急かされずゆっくりと。おともには、外はさっくり中はホロホロの絶品スコーンもぜひ。
太田さんは「丁寧に淹れたコーヒーに、ホッと救われています」と話す。地元の人たちが日常のひと息に使うこの店は、旅の思い出に浸りながらくつろぐのにちょうどいい。
Information
住所:大分県別府市駅前本町6-11|地図
営:9時〜11時、13時〜19時
休:木曜、金曜
Instagram:@cafeichiu.beppu
Information
おおた・とよしげ/京都府うまれ。オーガニック野菜の卸、パタゴニア勤務を経て、食と環境への関心からインドへ。現地を行き来しながら南インド料理を修業し、2018年に別府に南インドカレー店〈TANE〉を開く。
Information
住所:大分県別府市駅前本町10-2|地図
電話:080-3950-3457
営:11時〜16時
休:不定休
Instagram:@tane_toyo