函館市〈街角NEWCULTURE〉
築90年の建物を活用する
ポップアップストア
複合型ポップアップストアを開催
工事を終えつつあった昆布館1階を足がかりに、新たな展開が生まれていきました。
2021年夏にかけて、弊社にインターンにきていた東京工業大学大学院の
御家瀬光(みかせ ひかり)ちゃんが4か月のインターン期間の集大成に
地域を巻き込んだ企画を考え始めました。
「コロナで出店を諦めた人たちがチャレンジできる、ポップアップストアがいいんじゃない?」
「ここでチャレンジして自信をつけ、地域の古民家などで独立する流れをつくりたいね」
「街角でいろんなチャレンジショップが集まり、新しい文化が生まれる、さわやかなネーミングがよさそう」
「〈街角NEWCULTURE〉という名前はどう?」
「イベントで終わらせず、日常の風景づくりを目指そう!」
社内でこんなやりとりが行われていきました。
7月からは長岡造形大学から竹高亜海(たけたか あみ)ちゃんもインターンで加入。
光ちゃんらが先頭に立って告知や募集を進め、
複合ポップアップストア〈街角NEWCULTURE〉には、
1週間の募集期間にも関わらず、最終的に30組を超える出店者さんが集まりました。

会場は臥牛館、RE:MACHI&CO、旧昆布館、オブキン前。向かいの池見石油店の整備工場もお借りした。4日間にわたって出店料はとらずに開催。
コロナで沈み込んでいた街角に連日多くの人が来てくれて、天気にも恵まれ大成功でした。
特に旧昆布館の向かいの池見石油店のガレージをお借りして開催した音楽ライブには
心を洗われ、「こんな日常風景をつくっていきたい」と思いました。

花壇を撤去してパラソルを設置。開かれた街角で休憩中のインターン生、松永花菜ちゃんと御家瀬光ちゃん。

旧昆布館向かいの池見石油店の整備場。ソーシャルディスタンス確保のため、道を挟んで音楽ユニット〈ル・ラピス〉のライブを鑑賞。

道路使用許可をとって歩道にもベンチなど並べていた。

飛び入り参加してくれた〈やこちゃん美容室〉。その後、同じ十字街銀座通りのテナントを家族みんなでDIYをして美容室〈noqa hair design〉がオープン。思い描いていたまちへの流れが実現した。

カルチャーセンター臥牛館にはフレンチの〈オデオン〉が出店してくれた。

旧昆布館1階。店舗をまだ持っていないコーヒー屋〈agora〉や、花屋〈#fff〉が出店。

旧昆布館1階。まだ店舗を持たない〈atelier Pomme de Terre〉は無農薬野菜や無添加食品などを販売。

RE:MACHI&COのなかには、街角クレープのほかに〈Coco-Lili〉など4店舗が出店。
こうして4日間にわたるポップアップストアは無事に終了。
その後、オブキンと旧昆布館の建物をポップアップストア用のスペースを常設する施設
〈街角NEWCULTURE〉と改名することにしました。
さらに、旧昆布館の入居者を募集しながら、11月まで無料で使える
ポップアップスペースとして地域の人に提供することにし、
写真展やマルシェなどを開催してきました。
こうしてカルチャーセンター臥牛館と街角NEWCULTUREでエリア一体となって
さらなる展開が見えてきたその矢先、臥牛館に再びピンチが訪れます。
1階のテナントだった学童が移転を検討しているとのこと。
次回の最終回では、臥牛館の行方と街角NEWCULTUREの展開についてお伝えします。
information
街角NEWCULTURE
住所:北海道函館市末広町12−8
Web:街角NEWCULTURE
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