身近な“夏の野草”でつくろう!
虫刺されなどに効く
手づくり「チンキ&軟膏」

じっくり治す、野草のバーム2種

湯煎にかけている最中のバームの画像

野草を使った手づくりバーム(軟膏)も、いざというときに役立ちます。
チンキが「すぐ効く」とすれば、バームは「じっくり効く」という感じでしょうか。
有効成分が患部にとどまり、さらに保湿・抗菌してくれるので、
虫刺されだけでなく、切り傷や、ちょっとした火傷にも有効です。

湯煎してくたっとなった野草バームの画像

野草はギュウギュウに。湯煎するとくたっとするので、いっぱい入れても大丈夫。

<バームのつくり方>

・オリーブオイル:100ミリリットル

・ミツロウ:15〜20グラム(オイルに対して15〜20%くらい)

・野草:オイルに浸かる分だけ。できるだけたっぷり。

(1)容器にオイルとちぎった野草をたっぷり入れて、10〜20分湯煎。エキスを抽出します。

(2)(1)を濾してオイルだけを取り出し、ミツロウを加えてさらに湯煎。

(3)容器に入れて完成! 

■オオバコ

オオバコの群生画像

繁殖力が旺盛で丈夫、人に踏まれてもびくともしない雑草の代表格、オオバコ。
あえて人通りの多い場所に生えて、
ほかの植物との生存競争を生き抜いてきたタフな植物です。

消炎・鎮静・抗菌・止血作用があり、
漢方としても使用されるほど薬効成分が含まれています。
虫刺されや、ちょっとした切り傷・打撲などに。

■ヨモギ

ヨモギの画像

夏ともなると、木のように大きく生い茂るヨモギ。
日当たりのいい川原や、家の塀沿いなどに生えることが多いです。
葉の裏には白い産毛のようなものが生えていて、手で揉むとヨモギ独特の強い香りがします。

民間療法には欠かせない、日本の代表的な薬草で、
止血・かぶれ・かゆみ・火傷などに効果があります。
我が家はなにかあるとだいたいこれ。
娘(1歳)のおむつかぶれにも使っています。

小さな缶ケースにつめたバームの画像

ミツロウの量を調整してお好みのやわらかさに。多いとかために、少ないとやわらかくなります。

さて、これまで紹介した野草、お家の近くでいくつ見つけられるでしょうか。
駐車場の隅に、花壇の脇に、川原に……
目を凝らしてみれば、まちなかでも意外と生えているものです。

好みの野草をミックスして
自分だけのオリジナルチンキ&バームをつくってみるのも楽しいですよ。
精油を入れて、お気に入りの香りをつけてもいいかもしれません。

いつもは買っている虫刺され薬に軟膏。
この夏は、思い切って手づくりに挑戦してみませんか? 

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いとしまシェアハウス

writer profile

畠山千春 CHIHARU HATAKEYAMA
はたけやま・ちはる●新米猟師兼ライター。3.11をきっかけに「自分の暮らしを自分でつくる」活動をスタート。2011年より鳥を絞めて食べるワークショップを開催。2013年狩猟免許取得、狩猟・皮なめしを行う。現在は福岡県にて食べもの、エネルギー、仕事を自分たちでつくる〈いとしまシェアハウス〉を運営。2014年『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』(木楽舎)。第9回ロハスデザイン大賞2014ヒト部門大賞受賞。
ブログ:ちはるの森

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