連載
posted:2014.2.26 from:岐阜県飛騨市 genre:エンタメ・お楽しみ
〈 この連載・企画は… 〉
若手アニメーション作家・水尻自子のショートアニメを、各地域の方言でお届け。
声の出演者による方言エピソードなどもご紹介します。
●方言の投稿者より
岐阜県飛騨市古川町で活動する地域活性のグループ 「しゃべりばちおとめの会」です。 悔しい、ちくしょうという意味の「はんちくたい」、 ヘビーユーザーです。
机の角に足の指ぶつけて「はんちくたい」
子どもに生意気な口をきかれて「はんちくたい」
酔って帰ってきた旦那のいびきが「はんちくたい」
そして子どもが、何か思い通りにならないとき (たとえば思うように積み木が積み上げられなかったり、 おもちゃのパーツがうまくつけられなかったりしたとき)
「あ~~~、はんちくたい!」
と言うようになりました。
方言ってこんなふうに受け継がれていくんですね(笑)。 ただ、はんちくたいは「むかつく」よりかわいらしい感じだと思っています。
profile
Yoriko Mizushiri
水尻自子
みずしり・よりこ●1984年青森生まれ。手描きやコマ撮りアニメーションを中心に制作。新作「布団」が第14回広島国際アニメーションフェスティバルで木下蓮三賞を受賞するなど、気鋭のアニメーション作家として注目を集めている。
credit
声の出演:「しゃべりばちおとめの会」のみなさん
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