準公共をデザインする VOL.004
東長崎のコーヒー店〈MIA MIA〉に 多くの人が集まる理由。 まちの新たなコモニング拠点とは
MIA MIAが放つ“パブリック性”
これまでこの連載では、「公」の側が「共」の一部を取り入れ、
従来の領域・概念から「はみ出した」プロジェクトを取り上げてきた。
MIA MIAは逆で、従来「私」の側で完結していたものを恣意的に解き放ち、
「共」側にはみ出してしまったものとも言える。
そこに現代の人々が希求する「パブリック性」が確実にあることを、
MIA MIAに行って肌感覚で実感した。
これまで公共的なものというのは、自分たちがつくるものではないと
思い込んでいたのではないか。
単に受け取る、消費する一方通行の関係だったものを、
最近になって「私たちもつくっていいのだ」とわかってきたのだ。
さらに、それをやってみるととても楽しく、
すごくクリエイティブなことだと徐々に知れ渡ってきたように思う。
この連載では今後もそれをひもといていきたい。

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