準公共をデザインする VOL.003
神戸〈東遊園地〉 “幸せな風景”をデザインし 人が集まる公園に
自分のまちを自分事として捉える
村上さんに「準公共」という言葉に対する印象を聞いたら、
「どちらかというと、昔に戻るようなイメージかもしれません」
と言われたことが新鮮だった。
税金を払っているのだから、公共のことは行政に任せておけばいい、という価値観は、
近代日本が始まってからの話で、それ以前は多分ずっと近しいものだったはずだと。
自分のまちがちょっと良くなることを、
自分事として捉えることは昔は普通だったはず。
長い歴史のなかで見ると、この100年ぐらいだけが、
行政と公共が分断されていた時代だったので、
「準公共」といってもそれが元に戻っていくだけのような気がする。
これからは本当に、民間企業や市民や行政も含めて、
みんなで「自分たちのパブリックとは何なのか」を考える時代になったのだと思う。

information
東遊園地
