colocal コロカル マガジンハウス Local Network Magazine

連載の一覧 記事の検索・都道府県ごとの一覧
記事のカテゴリー

news

茨城県・常陸国 出雲大社に
ガッチャマンのアート作品が登場。
〈Impacts!II 奮う展〉

コロカルニュース

posted:2017.4.26   from:茨城県笠間市  genre:アート・デザイン・建築 / エンタメ・お楽しみ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Yu Miyakoshi

宮越裕生

みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。

『Heroes R-1』 2013 (C) AMANO Yoshitaka courtesy Mizuma Art Gallery

常陸国 出雲大社〈ギャラリー桜林〉にガッチャマンやゴジラのアートが

4月22日(土)~6月25日(日)まで、
茨城県・常陸国 出雲大社の境内にある〈ギャラリー桜林〉にて
「ガッチャマン」や「ゴジラ」などをモチーフとした
現代アートの展覧会〈Impacts!II 奮(ふる)う展〉が開催されています。

ギャラリー桜林は、2016年2月にオープンしたギャラリー。
日本とアジアの作家を国際的なアートシーンに紹介している
〈ミヅマアートギャラリー〉のバックアップを受け、
定期的に企画展を開催しています。

オープン時に開催された〈Impacts! 勢(はず)み展〉では、
会田誠さん、天野喜孝さん、O JUNさん、山口藍さん、
山口晃さんなどの作品を展示し、大きな話題を呼んだのだとか。

山口藍『きえるひと』2014 (C) ai yamaguchi・NINYU WORKS courtesy Mizuma Art Gallery

次のページ
なぜ「ガッチャマン」が現代アートに?

Page 2

なぜ「ガッチャマン」が現代アートに?

O JUN『ゴジラ、現る!- Rio de La Plata』2009 (C) O JUN courtesy Mizuma Art Gallery

本展には「ガッチャマン」や「ゴジラ」が登場する作品などが並びます。
なぜ「ガッチャマン」が現代アートに? と驚くなかれ。

「ガッチャマン」の作品を手がけたのは、
「タイムボカン」シリーズや「ファイナルファンタジー」の
キャラクターデザインなどで知られる天野喜孝さん。
そう、ガッチャマンの生みの親、ご本人なんです。
天野さんは90年代後半からファインアート分野でも活躍し始め、
その繊細で幻想的な世界観が国内外で人気を博しているそう。

O JUNさんの絵の世界は、どこかでふと見た風景や
偶然出くわした人物、テレビで流れていた映像などから発想されています。
今回は『ゴジラ、現る!- Rio de La Plata』などの作品を展示します。

山口藍さんの描く少女たちは、
愛らしくも内なる強さを秘めています。
繊細な線と鮮やかな色面はぜひ間近で見てみたいもの。

ギャラリー桜林は、森閑とした空気のなかで、
ゆっくりアートを鑑賞できそうなギャラリー。
常陸国 出雲大社のなかを散策するのも楽しみです。
ぜひ一度行ってみたいですね!

information

map

Impacts!II 奮(ふる)う展

開催日:2017年4月22日(土)~6月25日(日)

時間:10:00〜16:30

会場:ギャラリー桜林

住所:茨城県笠間市福原2081番 常陸国 出雲大社境内 桜林館1F

休廊日:水曜

入場料:無料

Web:ギャラリー桜林 常陸国 出雲大社 ミヅマアートギャラリー

Feature  特集記事&おすすめ記事