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posted:2016.7.24 from:京都府京都市 genre:旅行 / アート・デザイン・建築
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writer profile
Yuki Hashimoto
橋本ゆうき
はしもと・ゆうき●長崎県出身。これからの社会や暮らしについて考えるフリーペーパーの発行や、地元タウン誌の編集長などを経て、2016年よりフリーで活動。現在は長崎県西海市に移住し、より地域に密着しながら、豊かな暮らしのあり方を模索中。
“京都のアート&カルチャーの今”を発信することをコンセプトに、
5年前、京都駅の南側に位置する専修学校をリノベートして生まれた、
ホテル&アパートメント〈ホテル アンテルーム 京都〉。
スタイリッシュなインテリアと
リーズナブルな価格で幅広い層に人気のこのホテルが、
2016年7月22日(金)、グランドリニューアルオープンしました。
伝統や文化が色濃く受け継がれている京都にあるホテルとして、
増床した新たな客室には、全体的に日本の美の視点を取り入れたのだとか。
モダンに表現された日本の庭や、清水焼の照明、
小上がりのベットステージといった細やかなしつらえが、
現代的なアート空間の中に、〈和〉の心を感じさせてくれます。
さらに、増床した客室の一部は、
日本の先端を走る現代美術家の名和晃平さんや蜷川実花さん、
ヤノベケンジさん、金氏徹平さん、宮永愛子さんら、
8組のアーティストが手掛けるコンセプトルームに!
客室全体が、アーティストそれぞれの持つ独自の世界観で彩られ、
刺激的で新しいカタチのホテル滞在のひとときを、体験できそうです。
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生まれ変わった〈ホテル アンテルーム 京都〉には、
“365日アートフェア”という新たなテーマも。
客室や共用部には、
約70組のアーティストによる200点以上の作品が
常に入れ替わりながらフレッシュな状態で展示され、
気に入った作品は購入も可能です。
SANDWICH名和晃平氏がアートディレクションを手掛けた、
増床部分全体の空間そのものも、見逃せません。
そのほか、
ホテルに滞在するアーティストがアトリエで制作した作品を、
客室に飾るといった臨場感あふれる取り組みや、
フロア全体が関西で活躍する若手アーティストたちのギャラリーとなる試みも。
この夏、京都へおでかけの際は、
まるで美術館やアートフェアのような刺激あふれるホテルで、
日々進化する京都のアート&カルチャーの“今”にふれてみるのも面白そうです。
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