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posted:2015.8.17 from:広島県尾道市 genre:暮らしと移住 / アート・デザイン・建築
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
広島県尾道市、
瀬戸内海のほぼ中央に位置する「百島(ももしま)」。
周囲約11㎞の小さな離島で、みかんやアサリ、野菜がたくさん採れる、
自然環境に恵まれた豊かな島です。
ここに、閉校になった旧中学校の校舎を再利用した
私設のアートセンター「ART BASE百島」があります。
「犬島アートプロジェクト」を手がけた現代美術作家の柳幸典と恊働者達による、
芸術活動を通して離島の創造的な活性化を目指すこころみです。
「ART BASE百島」は2011年にオープン。
離島にありながら、一流美術館に所蔵されているレベルの
アート作品を見ることができる展示のほか、
食事も提供されるギャラリー・カフェを併設している、
複合的な施設になっています。
この「ART BASE百島」のマネージャー、
大橋実咲さんが、2015年8月21日(金) に
東京・銀座の「広島ブランドショップTAU」で開催される、
広島県主催のセミナー「HIROBIROひろしまinトーキョーvol.5」に出演します。
大橋さんは、ART BASEの設立と同時に京都から百島に移住。
現地では、ART BASEの運営はもとより、空き家の掘り起しや
地域行事の復活など、地域住民と一緒になった活動を進めています。
セミナーでは、大橋さんのほか、島の住民団体の代表者、在京の支援者をゲストに迎え、
百島の魅力と将来構想、求めている人材について語られるのだそう。
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「HIROBIROひろしまinトーキョーvol.5」は、
広島県が、移住・定住施策の一環として、地方移住や地方での活動に
関心を持つ若年層を対象に開催するイベント。
第1部では、広島県による新たな定住対策の紹介なども行われます。
百島は、尾道港から約25分とアクセスも容易ですが、
大きな産業もなく人口減少も著しいという現状に直面しているところ。
この課題に、「アート」でどう立ち向かうのか、
ご興味がある方はぜひご参加を。
また広島県では、東京圏にお住まいの方を対象に、
移住後の活動調査のための片道旅費を支援する制度もあります。
詳しくはこちら。
■広島県移住促進セミナー「HIROBIROひろしまinトーキョーvol.5」
日程:2015年8月21日(金)
時間:19:00~21:00
会場:広島ブランドショップTAU
住所:東京都中央区銀座 1-6-10 銀座上一ビルディング
申込:8月20日(木)までに、参加者名・ご連絡先を電話または
E-mail で連絡。
宛先:「ひろしま暮らしサポートセンター」
認定NPO法人ふるさと回帰支援センター内 担当:平野
Tel:080-5873-3296(直通) 03-6273-4401(代表)
E-mail:chisouzou@pref.hiroshima.lg.jp
主 催 広島県
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