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posted:2024.12.30 from:東京都世田谷区 genre:アート・デザイン・建築
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Riho Nakamori
中森りほ
なかもり・りほ●東京生まれ東京在住のフリーライター/編集者。仕事やプライベートで月に1回以上、地方や海外へ。各地のおいしい食べ物やお酒、素敵なホテルや旅館を発掘するのが趣味。好きな番組は『ブラタモリ』『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』。
映画好きにとってたまらない場所、
何度も行きたい場所ができました。
12月1日(日)、東京・下北沢の複合施設〈ボーナストラック〉に
「映画が身近にあることで日々がちょっと豊かになることが実感できる場所」
を目指した、(超)マイクロ・コンプレックス〈下北現像所〉がグランドオープン。
国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォーム〈MOTION GALLERY〉、
そして下北沢のミニシアター〈K2〉の運営に携わる〈MotionGallery〉社が手がけています。
今回〈下北現像所〉がオープンした場所には、世界中のショートフィルムを
ブラウン管テレビで楽しむことができるVHSカフェ〈TANPENTON〉がありました。
そのバトンを運営のNOTHING NEWより引き継ぎ、映画を「楽しむ」ための
新しい体験を“現像”していくことを目的としてこの名がつけられています。
また、「映画の原点、原液」とも言える台本を起点として、
新しい映画製作体験の提供をNOTHING NEWとともに挑戦。
〈下北現像所〉は、制作~参加~発信まで、映画文化にまつわるクリエイションの循環が
起こる場所として、新しい映画文化を発信していくことを目指しています。
〈下北現像所〉ではクリエイターが集う場所、アイデアを実現する場所、
自然にクリエイターになれる場所にすべく、4つのサービスを展開しています。
そのひとつがアーカイブ機能を意識した、台本図書館の「台本ライブラリー」です。
新旧織り交ぜて、さまざまな作品の台本をアーカイブしていき、販売や持ち出しは行えない、
ここでしかできない体験とし、映画のタイムレスな魅力に浸れる場所を目指しています。
また、製本していない作品は、積極的に製本し、アーカイブしていきます。
ふたつ目のサービスが8ミリフィルムに関するサービス。
映画の歴史を遡ると、やはり重要な媒体であるのが「フィルム」です。
制作体制はより一層デジタルに移行する中、相対的にそのアーカイブ性からも
フィルムの重要性が高まりつつあります。
そんなフィルムも台本に並ぶ映画の重要な要素であることに着目し、
〈下北現像所〉では新しいフィルムコミュニティを創っていきたいと考えています。
カメラ・フィルム販売はもちろん、フィルムに関するワークショップ(不定期)、
現像撮影された8ミリフィルムを預かり、8ミリカラーネガフィルムの現像や
HDオーバースキャンサービスを展開予定です。
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3つ目のサービスが、新しい映画体験をテーマにしたカフェです。
〈下北現像所〉では、映画館体験をアップデートする食べ物として
「音がしない、こぼれない、匂わない」を満たす、オリジナルカヌレを提案。
また、カヌレにも使われる「ラム酒」を取り揃え、カヌレとの一体感のある体験も
提供すべくクラフトラムも多数ラインアップしています。
飲み物には映画館の定番でもあるコーラを、より健康でおいしい飲み物にアップデート。
〈クラフトコーラアワー〉が全国から厳選したクラフトコーラを用意しています。
ソーダアップ、お湯割り、ミルク割りのほか、クラフトコーラフロートも提供し、
夜はクラフトコーラをベースとした、カヌレと相性のよいカクテルも揃います。
4つ目のサービスが、映画をテーマにしたバー。
映画鑑賞後に、たくさんの人と映画について語りたいと思っている人は多いものの、
そのような場所が少なくなる今、〈K2〉やMOTION GALLERYの
クリエイター・ネットワークをベースに、イベントを多数企画予定。
映画について語れる場所を目指し、「ポップコーンサワー」など
映画の話が弾むメニューも展開していきます。
カフェ、バー、映画、カルチャー好きの方はぜひ立ち寄りたい新スポットです。
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下北現像所
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