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posted:2023.12.5 from:熊本県熊本市 genre:食・グルメ
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writer profile
Mae Kakizaki
柿崎真英
かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。
熊本一の繁華街として知られる下通(しもとおり)からほど近い場所に、
2023年11月4日、チーズケーキ専門店〈白い貴婦人〉の新店舗がオープンしました。
1991年に1号店となる下通り店をオープンし、
行列の絶えない人気店となった〈白い貴婦人〉。
一時は県内に多数の店舗を展開していましたが、近年はコロナ禍の影響を受け、
オンラインなどでの冷凍チーズケーキ販売にシフト変更していました。
今年に入り、新型コロナの状況が落ち着きを見せたのを機に、
「焼き立てスフレチーズケーキで再び熊本の方に喜んでいただきたい」と
新店舗のオープンを決めたといいます。
焼き立て販売を復活するにあたり、原料の見直しやパッケージの刷新など
大幅リニューアルを実施。
チーズケーキは、きめ細かく泡立てたメレンゲと生地をさっくりと混ぜ合わせ、
蒸気でじっくりと蒸らし、時間をかけて焼き上げるという製法はそのままに、
生地にクリームチーズとゴーダチーズを組み合わせることで、従来よりも
チーズのコクと深みをアップさせました。
そして、パッケージはくすみがかったピンク色をベースに、
ロゴマークのチーズケーキを手にした女性をメインにしたデザインに一新。
デザインを手がけたのは、熊本県出身のクリエイティブディレクター・村井隆太さん。
「皆さんのなかにある〈白い貴婦人〉との思い出がよみがえるような、
ノスタルジーを感じられるデザインに仕上がったのではないでしょうか」と
同店の担当者は話します。
また、阿蘇の地層をイメージしたという店舗の内装も
パッケージと同じ色を基調にしています。
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販売スタッフの制服にもこだわりが詰まっており、まるでロゴマークの女性が
そのまま現れたかのようなエレガントな装いで、訪れるお客さんを迎えます。
店頭で販売している商品は、看板商品となる〈スフレチーズケーキ〉のみ。
約12センチメートル(650円)と約18センチメートル(1000円)の
2サイズから選べます。
常温で1日、冷蔵で3日間の日持ちとなるチーズケーキ。
当日はチーズの際立つ香り、2日目からはチーズの深い味わいが楽しめ、
3日間で異なるおいしさが味わえるとか。
かつて同店を利用していた世代には懐かしく、当時を知らない若い世代には新しい
「焼き立てスフレチーズケーキ」の新店舗。
熊本県民のみならず、旅行や出張に訪れた県外の人からも人気を集めそうな、
新たな熊本土産となりそうです。
information
白い貴婦人
住所:熊本県熊本市中央区水道町5-20 水道町交差点L-BOX
Web:instagram | @shiroikifujin
*価格はすべて税込です。
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