〈川久ミュージアム〉初となる企画展『KAWAKYU ART Exhibition 2022』が6月1日から開催

〈ホテル川久〉をアトリエとしてアートを製作する新プロジェクト

和歌山県南紀白浜の海辺にそびえ立つ、
ポストモダン建築の代表作としても名高い〈ホテル川久〉。
同館の文化資産としての保存と継承をテーマに
一般公開されている〈川久ミュージアム〉で、
2022年6月1日(水)~30日(木)の期間、
同施設初となる企画展『KAWAKYU ART Exhibition 2022』が開催されます。

和歌山県南紀白浜の海辺にそびえ立つ、ポストモダン建築の代表作としても名高い〈ホテル川久〉。

日本がバブル景気に沸くなか、建築家の永田祐三が監修し、
総工費400億円をかけて建てられた、
この豪華絢爛な施設は1991年に会員制高級ホテルとして創業。
中国の皇帝だけが使用を許された老中黄(ろうちゅうき)と呼ばれる
黄金色の瑠璃瓦をはじめ、イタリアの職人によって敷き詰められた
緻密なローマンモザイクタイルの床や、
フランスの人間国宝が手がけた金箔ドーム天井など、
世界各地の技術や文化を融合させた建築は
開業から30年以上が経過した今なお訪れる人を魅了しています。

〈川久ミュージアム〉常設展一部

〈川久ミュージアム〉常設展の一部。

川久ミュージアムは、同館オーナーが長年に渡りコレクションしてきた
インテリアや骨董、絵画など数百点にも上るアート作品を公開する
私設美術館として、2020年にオープン。
2022年にはアーティストインレジデンス事業を新設し、
世界中の匠の技術を結集させた同館の役割とパワーを次世代に継承すべく、
新たな取り組みをスタートしています。

植田陽貴のドローイング風景

植田陽貴のドローイング風景。

宮本華子〈しろが消えていく。〉公開制作

宮本華子『しろが消えていく。』公開制作。

その新事業の一環となるのが、
このたび開催される『KAWAKYU ART Exhibition 2022』です。
選ばれし6名のアーティスト
(稲垣智子/井上修志/植田陽貴/梅原徹/長嶺 慶治郎/宮本華子)に
約1か月ホテル川久の滞在と制作拠点を無償で提供し、
滞在中に制作された作品が展示されます。

〈KAWAKYU ART Exhibition 2022〉製作展示テーマ

『KAWAKYU ART Exhibition 2022』製作展示テーマ

期間中には、和歌山県紀南地方を中心に活動するアートイベント
〈紀南アートウィーク〉の特別展も同時開催。
福島正和と奥野裕美子によるサウンドアートユニット〈AWAYA〉、
クリエイターのVR蕎麦屋タナベによるVR作品とサウンドアートの展示も行われます。

“実在する夢”をテーマにした総勢12名のアーティストによる
渾身の一作を、ぜひその目で確かめてみてはいかがでしょうか。

information

map

『KAWAKYU ART Exhibition 2022』 

会期:2022年6月1日(水)~30日(木)10:30〜18:00(最終入場は閉館30分前まで)

場所:川久ミュージアム(和歌山県西牟婁郡白浜町3745 ホテル川久内)

入場料:一般1000円、高大生800円、中学生以下入場無料(要学生証提示) ※宿泊者は無料

Web:川久ミュージアム

*価格はすべて税込です。

writer profile

柿崎 真英 Mae Kakizaki
かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。

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