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posted:2022.1.7 from:福島県福島市 genre:食・グルメ
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
今秋、米どころ福島県から、14年もの歳月をかけて開発された
トップブランド米が本格デビューしました。
名前は〈福、笑い〉。
一般公募を行い、全国から集まった6234点のネーミング案を元に、
福島県のクリエイティブディレクターの箭内道彦さんをはじめ、
お米マイスター、料理人、流通関係者など、各分野のアドバイザーたちが命名。
「つくる人、食べる人、みんなが笑顔になり、幸せになりますように」。
そんな願いが込められています。
福島県が「日本一の米をつくりたい」
そんな想いで2006年より開発が始まった〈福、笑い〉は、
コシヒカリの血を引く〈新潟88号〉を母、
ひとめぼれの血を引く県育成系統〈郡系627〉を父として交配。
2019年には福島県奨励品種決定審査会で奨励品種となり、
コシヒカリ、ひとめぼれ、天のつぶ、里山のつぶなどと並び、
福島県のトップブランド米に位置付けられました。
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栽培できる農家は、認証GAPを取得していることが条件。
生産工程をしっかりと管理している農家だけが生産することが可能です。
玄米タンパク質含有率6.4%以下、ふるい目1.9ミリ以上という
厳しい基準を満たした米だけが〈福、笑い〉と名乗ることできる、まさに、選ばれた米。
そうしてでき上がった〈福、笑い〉は、
今までにない香りや甘み、ふくよかさが特徴。
香りが立ち、強い甘みを持ちながら、ふんわり柔らかく炊きあがる、
こだわり抜いた個性的な食感・食味に早くも心を奪われる人が多いといいます。
また、パッケージにもこだわりが。
デザインを手掛けたのはグラフィックデザイナーの寄藤文平さん。
藍色を基調とした、日本の原風景を感じさせるあたたかいデザインが完成しました。
取扱店はこちら。
現在徐々に全国各地に広がってきているようです。
米どころ、福島県の本気、みなさんも味わってみてはいかがでしょう?
information
福、笑い
Web:福、笑い 公式サイト
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