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posted:2021.8.23 from:長野県大町市 genre:旅行 / アート・デザイン・建築
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writer profile
Saori Nozaki
野崎 さおり
のざき・さおり●富山県生まれ、転勤族育ち。非正規雇用の会社員などを経てライターになり、人見知りを克服。とにかくよく食べる。趣味の現代アート鑑賞のため各地を旅するうちに、郷土料理好きに。
長野県大町市の特産品や郷土料理、土産物などを取り扱うオンラインマルシェ、
〈Mizunowa Marché(みずのわマルシェ)〉が2021年8月7日にオープンしました。
雄大な北アルプスの麓に位置する長野県大町市。
長野県北西部に位置し、西は富山県、北は白馬村と隣接しています。
標高3000メートル級の北アルプスの山々を見上げ、
「仁科三湖」と呼ばれる3つの湖の恵みを受ける大町市は、
北アルプスからの雪解け水が豊富。
山に降り積もった雪は、20年もの時を経て、
町の至るところに流れる小川の水となって流れています。
大町市としても「水が生まれるまち」を掲げています。
豊かな水と自然の恵みのおかげで、蕎麦やジビエ、山菜、フルーツなど、
信州らしい郷土の味が揃っています。
〈Mizunowa Marché(みずのわマルシェ)〉では、
その大町市の美しい水の恵みから生まれた特産品や郷土料理、
土産物などを中心に販売しています。
水が生まれるまち・大町市の魅力に触れてもらいたいという目的で
Mizunowa Marchéを運営するのは、
2020年12月に大町市で発足した〈信濃おおまち みずのわプロジェクト〉。
大町市が策定したSDGs未来都市計画〈SDGs共創パートナーシップ〉によって
始まった産学官金連携の取り組みです。
信濃おおまち みずのわプロジェクトでは、北アルプス山麓を起点に、
豊かな”水”と育んできた暮らし・風土・文化を学び、
自然と人とのやさしいコミュニティを育むことで、
100年先を見据えた”まち・ひと・しごとづくり”を実現し、
サステナブルなモデルタウンを目指しています。
Mizunowa Marchéで取り扱う商品は、ペットボトル入りの地元の湧水、
大町市内にある3つの酒蔵がつくる日本酒やどぶろく、
峯村農園のりんごジュースやプラムジュース、
天然酵母で作ったおやきやお菓子類といった食品のほか
大町市のキャラクター〈おおまぴょん〉のグッズや、コスメと幅広いラインナップ。
大町市の水をはじめとする北アルプスの山、
自然の恵みを堪能できるさまざまな郷土の品です。
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さらに大町市では8月21日から11月21日にかけて
〈北アルプス国際芸術祭2020-2021〉が予定されています。
Mizunowa Marchéでは芸術祭ビジュアル・ディレクターを務める皆川明さん
及び〈ミナ ペルホネン〉のデザイン監修による限定アイテムも取り扱い。
オープン間もなくから人気が集まっています。
芸術祭のグッズは、公式ガイドブックのほか、ピンブローチ、カットソー、
また芸術祭を巡るときに持ち歩きたいトートバッグ、THERMO MUGボトルなど。
芸術祭を象徴するロゴマーク「水・木・土・空」をモチーフにした
カラフルなプリントが施されたグッズが揃います。
北アルプス国際芸術祭のグッズは、Mizunowa Marché以外にも
北アルプス国際芸術祭信濃大町駅前インフォメーションのほか、
全国のミナ ペルホネンの店舗や、
長野県内や首都圏の各書店でも一部が販売されています。
これまで大町市内でしか手に入らなかったアイテムに加えて、
一足先に北アルプス国際芸術祭グッズも手に入れられるMizunowa Marché。
旅行に出かける機会が減った今、
美しく雄大な北アルプスの景色に想いを馳せながら、
大町市の特産品や、北アルプス国際芸術祭関連グッズを
取り寄せてみてはいかがでしょうか?
information
Mizunowa Marché(みずのわまるしぇ)
Web:信濃おおまちみずのわプロジェクト
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