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posted:2018.6.30 from:東京都渋谷区 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2018年6月、東京の渋谷区松濤に玄米尽くしの
〈レストラン GENMAI GENKIDO〉がオープンしました。
このレストランは、熊本を拠点とする〈熊本玄米研究所〉と
地方創世に取り組む広告会社〈トレードマーク〉のコラボレーションから
誕生した〈玄米玄氣堂〉による第一弾プロジェクト。
オリジナルの「玄米ペースト」を使用したグルテンフリーのパンやパスタ、
パンケーキ、コース料理などが楽しめます。
熊本玄米研究所オリジナルの「玄米ペースト」は
玄米と水だけでつくられた、きめ細やかなペースト。
「食感が固く、食べづらい」 「炊くのに時間がかかる」
「食べると腸のバランスが……」 などといった玄米の悩みをクリアすべく解決されました。
栄養素はそのままなのに消化が良く、体への負担も少ないのだそうです。
これはうれしいですね!
レストランのメニューを手がけたのは、
「畑の伝道師」ともいわれている、渡邉 明シェフ。
野菜を極めた渡邉さんは新素材として玄米に注目していたのだとか。
メニューはグルテンフリーのパンと一緒に食べる「アヒージョ」や
玄米ペーストを加えた衣で揚げた「小ヤリイカと野菜のフリット」、
もっちり食感のパスタ「しらすとジャガイモとジェノベーゼ」、
玄米本来の米粒を味わえるリゾット「クアトロフォルマッジ」、
「熊本ハーブチキン アーモンドミルクのホワイトカレー」、「スフレパンケーキ」などなど。
デザートまで、すべてグルテンフリーです。
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玄米ペーストを手がけた熊本玄米研究所の母体は、
熊本で農業機械の販売やメンテナンスを行っている〈中九州クボタ〉。
同社にも熊本玄米研究所にも通底するのは「日本の農業を支えたい」という思い。
熊本玄米研究所では米の魅力、そのなかでも「玄米」を深掘りし、
その可能性を広げることで、日本の農業を支えたいと研究を続けてきました。
玄米ペーストの玄米は契約農家から仕入れ、自社工場で加工しています。
玄米玄氣堂ではレストラン GENMAI GENKIDOを皮切りに、
玄米の魅力を伝えるさまざまな活動を行っていくそう。
今後の展開も楽しみですね。
information
レストラン GENMAI GENKIDO
時間:平日 11:30~15:00、18:00~23:00(22:00L.O.)/土曜 11:30~23:00(22:00L.O.)/日曜・祝日 11:30~22:00(21:00L.O.)
席数:約48席(テーブル席4席、カウンター席6席、テラス席8席)
住所:東京都渋谷区松濤1-26-21 Ridge松濤 1F
アクセス:JR・東京メトロ・東急線 「渋谷」駅より徒歩10分、京王井の頭線「神泉」駅より徒歩4分、
TEL:03-3460-1800
定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)
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