少量多品目栽培って? 
いろんな種類の野菜を育てる
小さな農家は儲かるの?

いろんな種類の野菜を育てる

もともと自分たちが食べる野菜を育てたい! という思いからスタートしているので、
いろんな種類の野菜を育てることは私たちにとってはいたって自然なこと。
ナスもトマトもキュウリもトウモロコシも、食べたいと思うものをつくっています。

ただ私たちがしているのは家庭菜園ではなく、生業としての「農業」なので、
売りやすい野菜、価値が高い野菜、そんなことも意識しながら、
栽培する野菜の種類や量を調整しています。

トウモロコシは少しずつタイミングをずらして5回栽培。ずらして栽培することで6月中旬から7月下旬にかけて順次収穫が続きます。

トウモロコシは少しずつタイミングをずらして5回栽培。ずらして栽培することで6月中旬から7月下旬にかけて順次収穫が続きます。

1株にふたつくらい実をつけますが、摘果してひとつを大きく育てます。

1株にふたつくらい実をつけますが、摘果してひとつを大きく育てます。

摘果した大きくなる前のヤングコーン。柔らかいので芯まで丸ごと食べられます。季節限定の楽しみ! 人気の野菜のひとつです。

摘果した大きくなる前のヤングコーン。柔らかいので芯まで丸ごと食べられます。季節限定の楽しみ! 人気の野菜のひとつです。

いろんな種類の野菜を育てるというのは、思っている以上に大変です。
その理由。

1 年中休みがない。
それなりに忙しい時期と忙しくない時期の波はありますが、
それでもやっぱり一年中何かしらの野菜が畑にあるということは、
常に種まき作業だったり、メンテナンスだったり、収穫、発送作業など仕事があります。

2 野菜によって異なる肥料や資材が必要なので、費用がかかる。
長さが異なる支柱だったり、幅や色が違うマルチシートだったり、
かなりいろいろな種類のものが必要です。それを保管しておく場所も必要。

3 綿密な栽培計画が必要。
限られた畑の中で次から次へと野菜を育てていくために、
スケジュールを組みたてる必要があります。
大根が終わったら次はここでレタスの苗を植える。とか、
時間軸のあるパズルゲームみたいな感じで、年中この組み立てをしています。
苗はもう育ってしまっているのに、植えるとことがない! 
なんてことがときどきあったりします。

どんどん大きくなっていくオクラの苗。畑に植えるタイミングを逃さないようにとよく焦ってます。

どんどん大きくなっていくオクラの苗。畑に植えるタイミングを逃さないようにとよく焦ってます。

ポットに種をまいて苗を育てて定植。同時に苗を植えられるように畑では畝の準備。ここまで手間をかけたのに、今年オクラはアブラムシが大量発生してしまいました(涙)。

ポットに種をまいて苗を育てて定植。同時に苗を植えられるように畑では畝の準備。ここまで手間をかけたのに、今年オクラはアブラムシが大量発生してしまいました(涙)。

writer profile

三村ひかり Hikari Mimura
みむら・ひかり●愛知県生まれ。2012年瀬戸内海の小豆島へ家族で移住。島の中でもコアな場所、地元の結束力が強く、昔ながらの伝統が残り続けている「肥土山(ひとやま)」という里山の集落で暮らす。移住後に夫と共同で「HOMEMAKERS」を立ちあげ、畑で野菜や果樹を育てながら、築120年の農村民家(自宅)を改装したカフェを週2日営業中。
https://homemakers.jp/

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