千葉県市川市〈アークタウン〉 小さなショッピングモールが もう一度、地域に愛される場所へ

入居づけの苦戦を乗り越える

エドロックを終えて募集を開始しました。
ところが、問い合わせの多くは事務所利用やネットショップの商品撮影場所などの非来店型や、
美容系のサロンなど、オーナーさまが求める以外の用途ばかり。
お問い合わせの段階で、お断りさせていただくものがほとんどでした。

コロナ禍の影響で、飲食店関係の申し込みも非常に少なく、
内見されたお客さまでも当時の空室の多いアークタウンを見て、
この場所で営業していけるのか不安に思う方が多かったと思います。

募集開始から少し経った頃、入居づけの苦戦を打破するために、中庭側の2店舗に限り、
当初はNGとしていたスタジオやショールームの利用も可能とすることに。
間口を広げたことも影響して、反響が増え、フォトスタジオのご入居につながり、
中庭側の店舗にはガーデニング用品のショールーム、
路面店舗には文具・雑貨店が相次いでオープンしました。

テナント同士が交流する「店長会議」

物件に動きが出たことが呼び水となったのか、テナントの内見数が増加し、
一般の来客数も増え、イタリアン、フレンチ、クレープ店がオープン。
弊社で募集を開始してから約1年半で、とうとう満室になりました!

満室になるまでの各店舗の募集のステップはすべて私が立ち会ってきたので、
個人的にも感慨深いものがありました。一般的な募集方法ではないアークタウンに
熱意を持ってご応募いただいた各テナントさんにも本当に感謝しています。

無事、満室になったアークタウンですが、その後、店舗間のコミュニケーションをとる
一環として、オーナーさま主導で毎月1回「店長会議」を開催することになりました。
新旧のテナントが入り混じって対話することで、
「こうしたほうがアークタウンはもっと良くなる」
「こういうイベントを開催してはどうか」などの意見交換が活発になっています。
2023年10月には、アークタウン全店協力のもとイベントが開催されました。

「アークタウン・シーズン2」
新テナントや店舗同士コラボも

2023年にはアークタウンの開業当初から長く営業されていた店舗の移転や閉店が相次ぎ、
「アークタウン・シーズン2」と題した新たな募集活動がスタートしました。

初回募集と同様に少し時間はかかりましたが、アークタウンを気に入っていただける
お客さまと巡り合うことができ、かき氷店、フラワーショップ、
犬のお洋服&フォトスタジオがオープンしました。
2025年2月中には、焼き菓子をメインとしたカフェも新規オープン予定です。

店長会議が定着したこともあり、現在では店舗同士のコミュニケーションも
活発になっています。イタリアンレストランとフラワーショップの
店舗間コラボレーション営業が生まれたり、それぞれがアイデアを出したり、
各店舗がアークタウン全体を盛り上げる意識を持ちながら営業が行われています。

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omusubi不動産
おむすびふどうさん●「自給自足できるまちをつくろう」をコンセプトにまちの方々と田んぼや稲刈りをするフドウサン会社。築60年の社宅をリノベーションした「せんぱく工舎」をはじめとしたシェアアトリエを運営するほか、松戸市主催のアートフェスティバル「科学と芸術の丘」の実行委員として企画運営を行う。2020年4月下北沢のBONUS TRACKに参画。空き家をつかったまちづくりと田んぼをきっかけにした暮らしづくりに取り組んでいます。

https://www.omusubi-estate.com/

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