連載
posted:2016.3.13 from:兵庫県神戸市 genre:暮らしと移住 / 旅行
sponsored by 神戸市
〈 この連載・企画は… 〉
旅するように暮らす、暮らすように旅する。それができるのが神戸の魅力。
ブックレット『CLASS KOBE』で紹介した場所、そして、オリジナル記事も加えた、
神戸の暮らしを訪ねたくなるコロカルの神戸案内です。
credit
文:左近智子(glass)
Supported by 神戸市
神戸を訪れ、北野や旧居留地、元町などを楽しむときによく利用されているのがバス。
北野から旧居留地までの間はさほど距離がないと言っても、
やはり坂のあるまちですから、歩くよりはバスで巡る、
というのが神戸観光の定番スタイルのひとつです。
そこにこの春、新たな楽しみが加わります。
それが、風を切りながら神戸のまちを走る〈神戸市内遊覧フルオープンバス〉。
2016年の4月下旬頃に運行開始予定のこのバスの醍醐味は、
天井がないオープントップタイプだということ。
実は神戸、海からの風と山からの風という、
ふたつの風がひとつのまちで感じられるのも魅力なんです。
そんな風をめいっぱい感じる開放感溢れる車内では、
天井がないために空との距離がグッと近く感じられ、
心地よさを倍増させてくれるのではないでしょうか。
もちろん車内から見える神戸のダイナミックな景色も、
神戸の旅を一段と特別なものにしてくれそうです。
黄色、緑、青、赤でカラフルに装飾された車内。華やかなシートに座るだけで、これから始まるバスの旅に一層期待も膨らみますね。
ちょっと運行ルートをたどってみましょう。
旅の始まりは、三宮のバスターミナルから。
JR三ノ宮駅よりまっすぐ海側に伸びるフラワーロードへまず向かいます。
四季折々の花々に彩られた美しい通りで、神戸の洗練を感じましょう。
次に訪れる旧居留地では、イギリス人の土木技師によってつくられた、
ヨーロッパさながらのオシャレなまち並みを満喫。
あとでショッピングに立ち寄るために、
気になるピーエム伊勢の場所もチェックしておきましょうね。
レトロなまち並みを過ぎたら、ポートタワーがそびえ立つメリケンパークや
ハーバーランドでシーサイドの開放感に浸って。
南京町では空腹に訴えかけるおいしそうな匂いに誘われますが、バスは北へ向かいます。
その先には、まるで西洋のお城のような異人館!
瀟洒な建物が並ぶまち並みを抜け、新生田川を越えて
三宮バスターミナルへ戻れば、ショートトリップは終了。
まちのよさも風の心地よさも満喫できてしまうこのバスの旅。
自然豊かで西洋と東洋の文化が混ざり合った神戸の魅力をたくさん教えてくれそうです。
40人乗りの大型バス。バスの後ろ部分には、神戸のシンボルでもあるポートタワーやモザイクの大観覧車など、神戸らしいモチーフが描かれています。
information
神戸市内遊覧フルオープンバス
Feature 特集記事&おすすめ記事
Tags この記事のタグ