海なし県でも旨い魚がある理由とは? 情熱とエンタメ溢れる 〈大宮市場〉へ! あなたのまちの焼酎ハイボール アテ探し旅

酒ライター岩瀬大二さんが、全国のまちで思わずその場で缶を空けたくなるほど魅力的な「焼酎ハイボールのお供」を見つけます。 “お供”とはご当地グルメに限らず、風光明媚な景色や地域の方々との対話なども立派な酒のアテ! 焼酎ハイボールを通してそのまちの多面的な魅力を発信していきます。

“日本一デカい”海老フライとご対面!

市場ならではのグルメを味わうのも目的のひとつ。
デカ盛りや人情店としてメディアを賑わせる〈市場食堂 花いち〉へ。
チーフの川島吉勝さんもユニークな店主として有名人。

店構えからサービス精神とエンタメ気質があふれ出す。

店構えからサービス精神とエンタメ気質があふれ出す。第3土曜日のイベントデーは店を何重にもとりまくような行列ができる。

日本一ジャンボ海老フライ 3520円(税込)。

日本一ジャンボ海老フライ 3520円(税込)。

まるで情報番組のようなノリの良さで紹介してくれたのが、
“日本一のデカさ”を誇るというジャンボ海老フライ。
海老の重量は290グラム。
海外で見るロブスターかというサイズ感。
プロレスや格闘技でいえばスーパーヘビー級だ。

ジャンボ海老フライに使うのは、シータイガーという天然のブラックタイガー。

ジャンボ海老フライに使うのは、シータイガーという天然のブラックタイガー。「ここまで育つのには7年ぐらいかかります」(川島さん)。

川島さん

川島さんも長川さんと同じく、腕としゃべりの二刀流。テキパキと手を動かしながら、軽快なおしゃべりでお店のエピソードや料理行程の説明をしてくれた。

ずっしりと重い海老を、じっくり揚げていく。外はサクサク、中はしっとりの海老フライが完成だ。

ずっしりと重い海老を、じっくり揚げていく。外はサクサク、中はしっとりの海老フライが完成だ。

特製のタルタルは、マヨネーズ、卵、ケッパー、しぼった玉ねぎに、最後に追いゆで卵。「フライを食べたときにこの追いゆで卵がごろごろっとして食べ応えアップ。これがたまらないですよ」と笑顔の川島さん。新鮮つくり立てが大事なので夏場のテイクアウトでは提供されない。

特製のタルタルは、マヨネーズ、卵、ケッパー、しぼった玉ねぎに、最後に追いゆで卵。「フライを食べたときにこの追いゆで卵がごろごろっとして食べ応えアップ。これがたまらないですよ」と笑顔の川島さん。新鮮つくり立てが大事なので夏場のテイクアウトでは提供されない。

サービス精神にあふれたこのジャンボ海老フライのほかにも、
毎月第3土曜日のイベントデーでは、じゃんけんに勝ったら、
通常4本の海老フライ(通常サイズ)が8本になるという大盤振る舞い。
なぜ、そんなことを?

「私はここの2代目で、働き始めて32年。
その頃のお客さんは市場の人だけ。
でも時代が流れて一般の方にどう来ていただこうかってことになって。
豊洲や東京の大田市場のような集客があるわけじゃないし。
それで、イクラをドカって盛ったりもしました。
1万8000円分をタダで(笑)。
もうね、どうやったら目立てるか。まあ、もう目立っていたんだけど(笑)」

これでもかというエンタメ性は、来てもらうため、喜んでもらうため。

「海老フライのじゃんけんも、
うちのYouTube見てもらえればわかるんですけど、実はパーしか出してないの(笑)」

連戦連敗も想定内。その成果もあって、今は長蛇の列。
「千葉、静岡はざら。京都や兵庫から車で7時間かけてきたとか。
いやぁ、そんなことされたらがんばらないと」

海の幸に恵まれた県の人たちが、海なし県に海の幸を求めてやってくる。

川島さんと海老フライ

帰り道、近くの公園で焼酎ハイボールとともに、
ジャンボ海老フライに挑む。
持ってみると実に重い。ズシりという表現がぴったりだ。

海老フライにかぶりつく岩瀬さん

「長くするだけなら海老の胴体を伸ばせばもっとできるんです。
でもやっぱりこの太さがないと!身の歯ごたえもすごいですし、
頭のところの味噌もたっぷりでうまいですよ!」

その言葉通り、海老フライでは経験のない食べ応え。
じっくりと揚げながらも身はしっとり柔らかく、
衣はさくっと軽快という見事なハーモニー。
焼酎ハイボールの爽快感がその衣と油をさらに軽快にし、
焼酎の旨みが海老とじっくり絡み合う。

海老フライと焼酎ハイボール

特製のタルタルにちょっと中濃ソースを加えて食べれば、
風味が濃厚に。よく冷えた焼酎ハイボールと無限ループだ。

夢中で食べて飲んで、それでもまだ海老フライは食べきれない。
思わず笑顔で「手ごわいなあ、でも楽しいなあ」と独り言。

海老フライと焼酎ハイボール

川島さんのノリと笑顔と
「わざわざ来てくれるんだから、せっかくだから楽しんでほしい」
という言葉を思い出す。

そういえば丸長の長川さんもこんなことを。
「海なし県の市場のハンデ? 
うーん、だからこそ情熱、熱意を持っている人が集まっている場所なんじゃないかな。
ほかの海のないところの魚市場でもそういうリーダーがいてね。
私たちはお客さんにエンタテインしたいし、応えたい」

海なし県だからこその探究心、好奇心、そして出合った喜び。
それを提供する市場の人々。
市場にしかないものや体験があって、それを楽しんでもらいたい。

それは今回出会った長川さん、平木さん、川島さん、共通の思い。
ありがたく頭の味噌を吸い尽くし午後の晩餐終了。
クーラーに入れたマグロと鮮魚を持ち上げ立ち上がれば、
帰宅後の至福の時間を想像して、また笑顔が浮かんでしまう。

大宮市場で見つけたアテに合わせる今宵のお酒
タカラ「焼酎ハイボール」〈ドライ〉

ガツンとくる辛口ドライチューハイ!
昭和20年代後半の東京・下町の大衆酒場で生まれた
元祖“焼酎ハイボール”の味わいを追求。
ベースアルコールに伝統の宝焼酎を使用することで実現した、飲みごたえと
キレのある辛口な味わいに加え、プリン体ゼロ※1、甘味料ゼロ※2、糖質ゼロ※3
といった機能面もうれしいひと缶です。

※1 100ml当たりプリン体0.5㎎未満をプリン体ゼロと表示。
※2 食品添加物としての甘味料は使用していません。
※3 食品表示基準に基づき、100ml当たり糖質0.5g未満を糖質ゼロと表示。

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埼玉県魚市場

住所:埼玉県さいたま市北区吉野町2-226-1

営業時間:8:30〜16:30

定休日:日曜

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市場食堂 花いち

住所:埼玉県さいたま市北区吉野町2-226-1

TEL:048-667-2553

営業時間:10:00〜14:30

定休日:無休

Web:市場食堂 花いちホームページ

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