連載
posted:2012.1.12 from:全国 genre:エンタメ・お楽しみ
〈 この連載・企画は… 〉
独自の視点で日本各地のユニークな文化を研究してきたみうらじゅんが、
読者にフィールドワークを課しながら集成していく新たなプロジェクト。
profile
Jun Miura
みうらじゅん
みうら・じゅん●1958年、京都府生まれ。イラストレーターなど。代表作に『アイデン&ティティ』など。“マイブーム”の生みの親であり、「とんまつり」や安斎肇とのユニット「勝手に観光協会」など、日本各地の知られざる魅力を独自の視点で広める活動も多い。『マイ仏教』(新潮新書)、リリー・フランキーとの対談本『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』(扶桑社)、いとうせいこうとの共著『見仏記 ぶらり旅篇』(角川書店)など著書多数。
これまで全国のグッとくるものをひとりでたくさん集めてきたが、
みんなの協力がいただきたい。
これから、みんなに3つ課題を出すので、送ってきてほしい。
世界文化遺産の店
世界文化遺産を巡るのは金も暇もかかっちゃうんで君の近辺で見つけてほしい。
「そういや、あのバーミヤンって、世界文化遺産じゃなかったっけ?」
「世界文化遺産にしてはメニューが安いけどね。行っとく?」
こーして、そんなに金も暇もかけないで世界文化遺産が巡れるというもの。
店のカンジがよく伝わる写真を撮って送ってください。
日本国内でマップを作りたいので。
ヌー銅セクシー・コンテスト
ヌー銅とは、すなわちヌード銅像のことであり、そもそもセクシーさを競う存在である。
駅前や公園、はたまた区役所の前なんかに堂々と立ち
「ウッフーン♥どう?」って、殿方を誘っておられる姿を是非、
「いいね。その調子!」とか言って、
まるでグラビア・カメラマンみたいに撮って、送ってほしい。
当然、日本全国でセクシートップが決まるわけで、
そのヌー銅見たさに旅をするって人も増えるんじゃないの。
本当のいやげ物
土産物とは、買ってもうれし、もらってもうれしをモットーに作られている。
または、作られるべきであるが、日本全国には買うのもチューチョ、
もらってもうれしくないどころか迷惑な土産物(すなわち“いやげ物”)が存在する。
“これは一体、誰が買うんだろう?”とか、
“そもそも作った人の気が知れない”いやげ物を紹介してほしい。
ゾッとするいやげ物を期待しています。
逆に、そこまでのいやげ物ならほしいと、旅する者も出ると思うので。
*みなさんの投稿をお待ちしています。
どこで発見したかも教えてくださいね。(編集部より)
募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
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