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posted:2017.3.13 from:東京都港区 genre:食・グルメ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
料理:長尾智子
もうすぐ春。新生活にぴったりのお弁当箱を探しているという方は、
〈とらや市〉をのぞいてみてはいかが?
とらやの代表商品、竹皮包羊羹『夜の梅』
とらや市は、和の価値にふれる暮らしを提案する
〈とらや 東京ミッドタウン店ギャラリー〉が、
食にまつわる生活のなかで使われ続けてきた道具を紹介するもの。
このとらや市の次回のテーマが“お弁当箱”なんです!
開催期間は、2017年3月17日〜7月31日まで。
〈宮崎杉二段重箱〉杉は殺菌作用に優れていて軽いため、重箱やお弁当箱に適した素材なのだとか。
杉がかぐわしい重箱に、
漆で仕上げた曲げわっぱ、ごはんを詰める飯行李(めしごうり)。
自然素材でできたものを中心に、10種以上のお弁当箱が並びます。
お弁当箱は一部を除き、購入することも可能です(数量限定)。
また、料理家の長尾智子さんの料理を
詰めたお弁当箱の写真も紹介。これは真似したくなりそう!
春慶塗(しゅんけいぬり)の〈春慶塗長小判弁当箱〉。透明漆で仕上げた、つるりとした質感のお弁当箱です。
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〈すり漆丸小判弁当箱〉。木地に漆をすりこんで、木目の美しさを引き出しています。
会場では、雑誌『暮しの手帖』に過去掲載されたお弁当箱にまつわる記事や、
ANAグループ機内誌『翼の王国』にて連載中の
〈おべんとうの時間〉(写真:阿部 了、文:阿部直美)より抜粋した、
海女さんや茅葺き職人、語り部といったさまざまな仕事に
従事している方のお弁当の写真も展示されます。
最中『御代の春 紅』(白餡入)
お弁当の原型は弥生時代にまでさかのぼり、
いまに通じる弁当のはじまりは、安土桃山時代頃といわれているのだそう。
江戸時代には、芝居弁当や花見弁当などの行楽弁当も登場し、
日本独特の文化として発展してきました。
素敵なお弁当箱がひとつあれば、
お花見やホームパーティのときにも花を添えてくれそうですね。
最中『御代の春 白』(こし餡入)
とらや 東京ミッドタウン店では、虎屋菓寮でお茶と和菓子も楽しめます。
ぜひ、とらやの粋にふれてみてください。
information
とらや市 弁当箱
日程:2017年3月17日〜7月31日
時間:11:00〜21:00(虎屋菓寮は20:30オーダーストップ)
会場:とらや 東京ミッドタウン店(東京ミッドタウン ガレリア地下1階)
住所:東京都港区赤坂9-7-4 D-B117
電話:03-5413-3541
協力:阿部 了、阿部直美、株式会社木楽舎、株式会社暮しの手帖社、暮らしの道具 谷中松野屋、長尾智子
Web:とらや 東京ミッドタウン店
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