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Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
2016年9月23日(金)、広島の原爆ドーム横に、
新しい複合施設〈おりづるタワー〉がオープンしました。
展望台のほか、物産館やカフェなども入っており
“広島を最も感じられる場所”の新たなランドマークに!
1945年に広島市に投下された原爆。
おりづるタワーは、核兵器の破壊と悲しさの象徴である〈原爆ドーム〉と
ほとんど同じエリアに、復興と優しさ溢れる未来を象徴して誕生しました。
運営するのは広島を拠点とする〈広島マツダ〉。
おりづるタワーの屋上展望台からは、原爆のあとに復興をとげた
広島のまち並みを見渡すことができます。
屋上展望台は、周囲がメッシュで覆われたウッドデッキの展望スペース。
風がそのまま通り抜ける設計です。
隣の平和記念公園・原爆ドーム、また晴れた日には宮島の弥山(みせん)まで、
広島の2つの世界遺産を同時に望むスポット。
テイクアウト専用のカフェも常設しているので、屋上展望台のゆるやかな丘の上で、
軽食やドリンクとともに広島市内の景色を眺めることができます。
9月23日〜25日の3日間は、グランドオープンの特別企画として、
通常大人1,700円の展望台入場料がなんと無料に!
この機会に是非訪ねてみてはいかがでしょうか?
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また、タワーの東側、1Fから屋上展望台を繋ぐ〈スパイラルスロープ“散歩坂”〉は、
木に包まれた螺旋状に連なるスロープ。
歩行距離は約450メートル。一層ごとに設置されたすべり台や、
日本の文化を感じられる絵画など、おりづるタワーでしか見ることができない企画を予定。
現在は漫画家・佐藤秀峰氏によるオリジナル企画を展開中です。
そして1階には、地元・広島のお土産から話題の新商品や銘品までを
豊富にラインナップした物産館〈SOUVENIR SELECT 人と樹〉が。
地元で愛されているお土産など、約1,000品を取り揃えていますので
観光で訪れた方にもオススメ。
23日〜25日のグランドオープンイベントでは、
民芸、珍味、スナック、お酒などがつまった3,000円と5,000円(各税込)のお楽しみ袋を
限定企画として販売! 3日間それぞれ日替わりの限定販売商品が入っています。
カフェ〈握手カフェ -PARK SIDE-〉も1階と13階にオープンし、
スティック状のお好み焼き〈オコス〉や、
広島菜グリーンカレーディップと食べる揚げたて生ポテトチップス〈ナマチ〉など、
オリジナルメニューを多数そろえます。
新しい広島のランドマークとなる〈おりづるタワー〉、
いったいどんな新しい流れが生まれるのでしょうか?
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