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posted:2016.2.12 from:山形県山形市 genre:アート・デザイン・建築
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
今秋、山形で開催される〈みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ 2016〉。
昨年の開催テーマは「山をひらく」だったこの芸術祭、
今年はいったいどんな祭典になるのでしょうか?
今年の開催に向けて、芸術祭の参加作品を
山形市民とクリエイターがともにつくりあげていく
〈みちのおくつくるラボ〉の成果発表が、
東京・荻窪の〈カフェ6次元〉にて、
2月19日(金)~21日(日)の三日間にわたり展示されます。
〈みちのおくつくるラボ〉とは、
山形県内外の市民と第一線で活躍するクリエイターが、
ともに山形の魅力を掘り起こし形にしていくプロジェクト。
東京では「本と街と芸術祭」をテーマに
マイクロライブラリー本棚や、街歩きガイドブック、
山形ビエンナーレ記録集を中心にご紹介。
<EHON LABO>講師のミロコマチコさんによる原画も展示しています。
3期目となる今回は、新たに70名の市民が参加し、
第一線で活躍するデザイナーや絵本作家とともに、
野や街に出て“山形の魅力を掘り起こし、市民目線で表現する”活動に参加しました。
行われたプログラムは、山で採集した天然素材や和菓子の技を、
新発想で活かす〈WAGASHI LABO〉と〈MIYAGE LABO〉のお土産づくり。
街をまるごと図書館にする、
〈MAP LABO〉と〈KAGU LABO〉によるマイクロライブラリーの実験。
心市街地や里山の暮らしの変化を聞き書きによって捉え、
絵本や記録集にまとめる〈EHON LABO〉と〈BOOK LABO〉など個性的!
いったいどんな展示になっているのでしょうか。
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この成果展示は、山形市でも開催中。
〈東北芸術工科大学〉会場では14日(日)まで、
〈とんがりビル〉会場では21日(日)まで展示されています。
ミロコマチコさんによる立体絵本や、
山伏と老舗和菓子屋による行事菓子の試作品、
〈山姥市〉のぼり旗、マイクロライブラリー本棚、など
芸術祭を予感させる、興味深い作品がいろいろです。
詳細はWebサイトにて。
information
みちのおくつくるラボ 成果展
Webサイト:www.tuad.ac.jp
■山形・東北芸術工科大学会場
会期:2016年2月9日(火)〜14日(日)10:00〜17:00
会場:東北芸術工科大学本館1階エントランスホール北側
※入場無料/卒業制作展会期中
■山形・とんがりビル会場
会期:2016年2月11日(木・祝)〜21日(日)12:00〜18:30
会場:とんがりビル(山形市七日町2-7-23 旧オハラビル)
※入場無料/火・水休館
■東京会場
会期:2月19日(金)~21日(日) 15:00~22:00
会場:カフェ6次元(東京都杉並区上荻1-10-3 2F)
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