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〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
コロカルでも〈おでかけ能登〉でおなじみの、
石川県・能登。ここは2011年に先進国で初めて「世界農業遺産」に認定された土地。
能登の里山里海がもらたらす、豊かな山海のめぐみを味わえる
冬の特別メニュー〈わくらむすび〉がこの冬登場しました!
これは〈和倉温泉旅館協同組合〉の企画による、
和倉温泉の15旅館が参加するプロジェクト。
各旅館の料理人が能登の食材を使った
おむすび茶漬けを開発し、季節限定・数量限定で
提供するというもの。
さてこのオリジナルメニューの〈わくらむすび〉とは
いったいどんなものなんでしょう?
それは、能登の具材(能登牡蠣・能登牛・鰤・海藻・のと115椎茸等)と、
能登の出汁(いしる・酒粕・能登塩等)をつかった、
おむすび茶漬け。
■「わくらむすび」とは
一、おむすびは、石川県産のお米でむすぶ。
一、具材は、能登で育まれた食材を用いる。
一、出汁は、能登でできた調味料を用いる。
一、ひと椀に、和倉の料理人としての、おもいをのせる。
というステイトメントが発表されています。
各旅館の料理人さんたちが腕を振るったメニューはどれも工夫に満ちていて
個性的、そしておいしそう!
こちらは多田屋さんのわくらむすび。
「目の前でとれた食材を味わう。それが一番の贅沢。」と言うことで、
多田屋の前に広がる七尾湾の牡蠣棚でとれた牡蠣をつかって、
能登牛のジャーキーを寄せたひと椀を作りました。
こちらは大観荘さん。
「料理は風味と彩り。工夫ひとつで美味しくなってお客さんの喜びも変わる。」と、
能登産のお米に中島菜、能登むすめ、能登牡蠣などを寄せた彩り豊かなひと椀です。
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こちらは加賀屋さん。
「石川県にしかないもの、ここでしか食べられないものを提供したい。」と、
河豚の真子(卵巣)の糠漬けを用いて、香りづけに煎茶を通したひと椀です。
こちらははまづるさん。
「料理は定番と定番を掛けあわせてバランスよくつくるのが旨い。」ということで、
普段は醤油料理が多い鰤を粕煮仕立てにして
おむすびに寄せたひと椀。粕煮には能登牡蠣も入ります。
〈わくらむすび〉が味わえるのは、2015年11月15日より
年末年始をのぞく2016年2月末まで。
宿泊プランの中での提供になるので、迷ってしまいますね。
各旅館のメニューやわくらむすびで使用する
食材についてなど、詳細は特設サイトにて。
世界農業遺産〈能登の里山里海〉の食材を使用した、
ここでしか味わえない冬の美味しさをぜひ!
■和倉温泉観光協会•和倉温泉旅館協同組合 わくらむすび
提供期間:2015年11月15日~2016年2月末日(年末年始のぞく)
提供旅館:
多田屋/天空の宿 大観荘/虹と海/
加賀屋/大正浪漫の宿 渡月庵/味な宿 宝仙閣/旅亭 はまなす/
花ごよみ/ゆけむりの宿 美湾荘/あえの風/
ホテル海望/お宿 すず花/はまづる/宿守屋 寿苑/日本の宿 のと楽
※宿泊プランの中での提供となります。
※提供数、提供方法(夕食・朝食)については各旅館に直接お問い合わせください。
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