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宮崎県小林市に
移住した人を訪ねてみた。
半自給自足、薪ストーブがある
豊かなくらし。

コロカルニュース

posted:2015.12.13  from:宮崎県小林市  genre:暮らしと移住

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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writer profile

Akiko Saito

齋藤あきこ

さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。Twitter

個性派プロモーションビデオ「ンダモシタン小林
で一躍名を知られるようになった宮崎県小林市で、
移住した人を訪ねてみました。
今回訪ねたのは、東大阪市から移住してきた
安田進二さん、マイ子さんのご夫妻。
進二さんはメーカーに勤務されていましたが、
早期退職制度を使い、奥様の出身地の
小林に移住されました。
お子さんも独立されたタイミングということで、
大阪の都会から、自然豊かなライフスタイルに
切り替える良いチャンスだったのだとか。

もともと奥様が小林出身のご夫婦。
移住前に、市役所の空き家バンクに登録し、
空き家情報が掲載されているサイトで
良さそうな家を探していたところ、
中庭に大きな椿があり、広い敷地を持つ、
理想通りのこのお家を見つけたのだそう。
いまはお二人で、半時給自足の豊かな生活を
送っておられます。

とは言っても、移住生活は最初は大変なこともありました。
畑は石だらけ。トラクターを借り、たくさんの石を取り除いて
耕し、野菜づくりに取り組むことに。
いまでは100坪の家庭菜園で、
人参、ネギ、ピーマン、生姜、じゃがいも、
ブロッコリー、とうがらし、大根などなど、
無農薬で10種類前後の野菜を育てています。
これらは家庭で消費しているのだそう。

広い敷地に

キャベツや

ピーマン、

堆肥も手作り!

これらの野菜は、落ち葉や米ぬかで作った
自家製堆肥で育てています。
そして野菜だけでなく、にわとりもいるんです!
烏骨鶏と軍鶏を飼っています。
烏骨鶏はご近所の方がくださったのだそう。
そういうつながりができるのはすてきですね。

家の前には軍鶏と烏骨鶏が!

にわとりの飼料も天然のもの

ご夫妻は農業にチャレンジするのは初めてでしたが、
農業や森林組合の講座に出席したり、近所の方に教えて頂いたりして、
本当にいろいろなものを作っています。
こちらはきのこ。しいたけとヒラタケです。
2,000個ものタネを打ち込みました。

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夢の薪ストーブを設置

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畑では、フルーツも採れます。
本ゆず、柿、栗、びわ、いちじく、ブルーベリー。
春には筍も生えてくるんです。
四季がはっきりしているので、
ほんとうにいろいろな野菜や果物ができるんですね。
進二さんは「自然を肌で感じるのがいい」とおっしゃいました。
さらに庭には養蜂箱を設置。はちみつの採取にも取り組んでいます。

はちみつも!

実は、進二さんには、移住前に
ある夢がありました。
それは、薪ストーブがある家に住むこと。

小林に移住するやいなや、
さっそくリフォームし、アメリカから取り寄せた
薪ストーブを設置!
わんこと一緒に、薪ストーブのある暮らしが
始まりました。
でも薪ストーブにはひとつ大きな課題が。
実は薪というのは、生木を1年以上乾かさないと
使えないんです。そこで家の外に生木を重ね、
次の年に備えるように。
この生木を重ねる倉庫も、廃材を
知り合いからもらって、
進二さんが自作したのだそう!

薪倉庫

芋のお菓子

おやつには、畑で採れた新生姜と
さつまいもを使ったお菓子を頂きました。
「都会の暮らしでは考えられなかったけど、
いまはいろいろなものを自分の手で作っていて、
毎日やりがいがある」
と語るご夫妻。豊かな作物と
薪ストーブのある暮らし、羨ましく感じました!

写真:中田健司

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