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posted:2015.11.27 from:東京都台東区 genre:旅行
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。
writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
下町風情が残る東京・谷根千エリアにある、谷中。
路地には民家をリノベーションしたカフェや
雑貨屋さんもあり、散策やお買い物が楽しいまちです。
そんな谷中に“まち全体をひとつのホテルに見立てる”という
大胆なコンセプトのホテルがオープンしました。
その名も〈hanare〉。
まち全体をホテルに見立てることで、
地域と一体になったホテルを目指しているのだとか。
たとえば、大浴場はまちの銭湯、
ダイニングはまちの食堂やレストラン、
レンタサイクルは自転車屋さん……などなど、
いろんなことをまちで楽しむのが、このホテルのスタイルです。
hanareを手がけたのは、以前リノベのススメでもご紹介した、
築60年の木造アパートを改修した文化複合施設〈HAGISO〉の皆さん。
hanareの改修も、HAGISOのメンバーが手がけました。
ホテルのレセプションは、こちらのHAGISOの2階にあります。
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hanareは、普通の旅館やホテルと何が違うのでしょうか?
まず、HAGISOのレセプションでチェックインすると、
コンシェルジュからウェルカムドリンクとともに
まちの情報やルールを伝えられ、
オリジナルのマップや朝食チケットなどが渡されます。
レセプションにはショップが併設されており、
HAGISOゆかりの作家の作品を見ることも。
チェックイン後は、まちを歩きながら、宿泊棟へ。
まさに“はなれ”へ向かうまでの道のりも楽しい!
宿泊棟は古い建物を改修した、周囲の環境に馴染む施設です。
宿に落ち着いたら、マップを片手にまちを散策。
周囲には、コンシェルジェおすすめのスポットがたくさんあります。
夜は近くの銭湯へ。
宿泊料には銭湯チケットが含まれており、周辺の銭湯から
好きなところを選んで入浴できるようになっています。
銭湯帰りには、レストランや個性的なバーなど、
夜に楽しめるお店もたくさん。
そして翌朝は、HAGISO1階のカフェ〈HAGI CAFE〉で朝ごはん。
まるで、古き良き下町の暮らしを体験できるようなホテルです。
歴史といまが共存するまちで楽しむ、ちょっと都会的で、ちょっと懐かしい暮らし。
ぜひ一度泊まってみたいですね!
hanare
価格帯:1泊1人あたり8,000円〜(朝ごはん、銭湯チケット付)
住所:東京都台東区谷中 3-10-25 HAGISO
アクセス:JR日暮里駅西口/地下鉄千駄木駅2番出口より徒歩 5 分
電話:03-5834-7301
定休日:不定休
室数:5部屋(1部屋2〜3名まで)
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