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posted:2015.11.24 from:広島県尾道市 genre:旅行
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
広島県尾道市から、愛媛県今治市までをむすぶ、
〈瀬戸内しまなみ海道〉。
ここには全長約70km、日本で初めて、海峡を横断できる
〈瀬戸内海横断自転車道〉があります。
2016年3月31日まで、自転車・歩行者ともに
期間限定で無料で通行が可能。
沿線の自治体がレンタサイクルを実施しており、
各地区に15ヶ所のレンタサイクルターミナルがあって、
途中での乗捨ても自由。
普段着で参加できるアクティビティなんです。
今回、このしまなみ海道を実際に体験してみました。
その第一歩として、広島県尾道市にある〈ONOMICHI U2〉でスタンバイ開始。
ここは、自転車と一緒に宿泊可能な、サイクリスト専用ホテル〈HOTEL CYCLE〉を
中心に、レストランやセレクトショップ、イベントスペースなどが併設された複合施設です。
倉庫を改造したひろびろとしたスペースに、センスの良いお店がつまっています。
店内のレストランやおみやげをチェックしたら、
店外のデッキから、目の前にひろがる〈尾道水道〉を眺めるのがおすすめ。
朝に夕に表情をかえる島々の穏やかな光景は、
いくら見ても見飽きることがありません。
それでは自転車に乗ったまま
チェックインできるホテル〈HOTEL CYCLE〉へ。
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〈HOTEL CYCLE〉は、〈ディスカバーリンクせとうち〉が運営するホテル。
※詳しい記事はこちら
サイクリストのために作られたというだけあって、
お部屋の中へも自転車と一緒に入ることができます。
ひろびろとした共用スペースにてメンテナンスすることもできますし、
自転車のプロショップ〈GIANT STORE〉も併設しているので、
スポーツバイクをレンタルしたり、修理の相談もらくらくです。
ホテルのスタッフさんのユニフォームも、
そして客席に用意されているパジャマも、
尾道のデニムなど、地元の産品が使われています。
この施設を通して、しまなみ海道がサイクリストの聖地として
世界に認識されることを目指しているのだそう。
サイクリストだけでなく、観光やビジネスが目的の方も、
快適に泊まることができますよ。
それでは明日の朝まで、英気を養うことにしましょう。
住所:〒722-0037 広島県尾道市西御所町5-11
TEL:0848-21-0550
写真:津留崎徹花
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