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posted:2015.4.29 from:茨城県笠間市 genre:ものづくり
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
4月29日(水)~5月5日(火)まで、
陶芸のまち、茨城県・笠間にて「陶炎祭(ひまつり)」が開催されます。
笠間芸術の森公園イベント広場に
200軒以上の陶芸家・窯元・地元販売店などが集い、
個性あふれるお店を開きます。
これは、笠間のやきものを盛り上げようと、作家さんや、
製陶所、販売店の有志が集まり、1982年にはじめたお祭り。
好きなお茶碗で抹茶がいただける「野点」や、
笠間焼のかさなる小皿が並ぶ「笠間の重なる器展」、
地酒・ぐい呑み・猪口バックが並ぶ「マイ猪口倶楽部展」
石職人、鍛冶屋、庭師、酒蔵などによる「稲田縁日」などなど、
見どころがいっぱいです。
展示販売のほか、陶芸家が技と個性を競う「土面オークション」、
近隣の小学生による「土面フェスティバル」、
子どもたちが粘土遊びやろくろに挑戦できる「キッズランド」など、
イベントも盛りだくさん。
会場では、陶芸家の皆さんが飲食ブースをオープン!
個性豊かなごはんは、このイベントの名物にもなっています。
さらに茨城県陶芸美術館では、ルーシー・リー展も同時開催。
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陶炎祭を訪れたら、ぜひ茨城県陶芸美術館へ。
こちらでは4月11日(土)〜 6月21 日(日)まで、
20世紀を代表するイギリスの陶芸家、
ルーシー・リーさん(1902-1995)の展覧会を開催しています。
ろくろから生み出された優美なフォルムや
象嵌(ぞうがん)や掻き落(かきおとし)などによる文様、
あたたかみにあふれた釉薬の色調は、今もなお
世界中の賞賛を集めています。
代表作、約200点が並ぶ貴重な展覧会。
これは見のがせないですね!
『第34回 笠間の陶炎祭』
会期:4月29日(水)~5月5日(火)
会場:笠間芸術の森公園イベント広場
時間:9時00分〜17時00分
アクセス:笠間と益子を結ぶワンコインバスを運行 くわしくはこちら
※ワンコインバスは祝日・土日限定
『茨城県陶芸美術館開館15周年記念展 没後20年 ルーシー・リー』
会期:2015年4月11日(土)~ 6月21日(日)
会場:茨城県陶芸美術館地階企画展示室、2階県民ギャラリー
住所:茨城県笠間市笠間2345番地(笠間芸術の森公園内)
時間:9時30分〜17時00分(入館は午後16時30分まで)
休館日:月曜日 ※5月4日(月)は開館、7日(木)休館
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