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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
12月に入り、まちはクリスマス一色!
いろいろなところでクリスマスツリーが設置されていますが、
このたび、京都水族館に変わり種のクリスマスツリーが登場。
世界最大級の両生類「オオサンショウウオ」の
ぬいぐるみを100個以上使ったスペシャル・クリスマスツリーです。
なぜオオサンショウウオなのか、そしてなぜクリスマスツリーなのか、
京都水族館の方にお話をお伺いしました。
ーーツリーを作ったきっかけは?
「大人気のオオサンショウウオのぬいぐるみをクリスマスツリーにしたい」というとこ
ろから企画が始まりました。テーマは「オオサンショウウオが川を上る様子」。
ぬいぐるみを巻きつけて表現しています。
今年のオオサンショウウオツリーは、「京の里山」をコンセプトにした展示ゾーンと連
動するイメージで、「京都×オオサンショウウオ」をテーマとして、全体的に「和」の
要素を取り入れたツリーの展示を予定しています。
ツリーの上部には「苔色」に近い緑色のリボンや、和的な「赤」「紫」の花菱柄のフェ
ルトのリボンや、金色の玉で装飾をしています。
ーーなぜ京都水族館ではオオサンショウウオを推しているのでしょうか?
京都の水族館として京都の鴨川に元来生息しているオオサンショウウオを、皆さんにま
ずは身近に感じてよく知って欲しいと思っているからです。
そこからオオサンショウウオの生態や生息環境、現在抱える問題なども知ることでオオ
サンショウウオを守ることに繋がるため、京都水族館では展示やプログラムを通して啓
発活動を行っています。
ーーツリーを作るときの苦労やお客様の反応などありましたらお教えください。
企画の際は、ぬいぐるみをツリーとしてどう成立させるかということで悩みました。
また実際に作るときは大小のぬいぐるみのバランス、客観的に見たときのツリーとして
の見え方に苦労しました。
お客様の反応は「すごい」「可愛い」など様々ですが、喜んで見てくださっているよう
で記念撮影をされる方もいらっしゃいます。
京都と御縁が深いオオサンショウウオ。
京都水族館ではSサイズ(約20cm)860円(税込)から、
いろいろなサイズのオオサンショウぬいぐるみを取り揃えています。
ちなみに京都水族館のいきものをかたちどった「すいぞくパン」もカフェにて販売中。
ツリーの展示は12月25日(木)まで!
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