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posted:2014.9.16 from:佐賀県 genre:アート・デザイン・建築 / 買い物・お取り寄せ
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Ichico Enomoto
榎本市子
えのもと・いちこ●エディター/ライター。東京都国分寺市出身。テレビ誌編集を経て、映画、美術、カルチャーを中心に編集・執筆。出張や旅行ではその土地のおいしいものを食べるのが何よりも楽しみ。
丸善&ジュンク堂書店と佐賀県がコラボレートして、
「ほんのひととき」という名のギフトセットが発売されました。
女性の書店員さんが選んだ本が一冊と、佐賀県の名産品が入った
“読書の時間をギフトする”セットです。
ラインナップは「お風呂上がり、ふたりで一杯!」や
「女子のための日本酒セット」など、ぜんぶで11種類。
今回はその中から、「お風呂上がりのリフレッシュ」セットを
取り寄せてみました!
宅急便で届いたオリジナルボックスを開けると、
トートバックの中にギフトがぎっしり。
少年とネコの絵がかわいい!
こちらがセットの中身です。
シャンソン歌手/エッセイストとして活躍した石井好子さんのエッセイ
「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」。
佐賀県の名産品の「うれしのジャスミン釜茶」、「ふりあぼうろ」、
「1616/ Arita Japan」のエスプレッソカップ(ライトブルー)。
「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる」は、
1952年にシャンソンの勉強のために渡仏した石井さんが
フランスの暮らしを綴ったエッセイです。
ほとんどが料理の話なのですが、
家主のマダムがつくるオムレツ、
仕事仲間と夜のカフェで食べたグラフィネ(グラタンスープ)、
オランダで食べたあなごのオープンサンドウィッチなどなど、
登場するメニューがほんとうにおいしそう!
行った先々でおいしいものをいただく
石井さんの食べっぷりも気持ちよく、
人生の楽しみ方まで教われてしまう。読後感はすっきり!
おいしい料理に満たされたような気持ちになれる一冊です。
「うれしのジャスミン釜茶」と「ふりあぼうろ」もいただいてみました。
「うれしのジャスミン釜茶」は、佐賀県嬉野市の相川製茶舗のお茶。
香りのいい緑茶がブレンドされています。
佐賀市の旬菓房ふりあんさんの「ふりあぼうろ」は、
ダックワーズにきな粉をふりかけて焼き上げたお菓子。
「チョコレート」「抹茶」「プレーン」の3つの味が入っています。
やわらかさを保つために手絞りで仕上げており、
口溶けはなめらか。
いちおしはバターの風味ゆたかな「プレーン」。
ふんわりしたマドレーヌのようなおいしさです。
エスプレッソカップは、
有田焼の歴史と対話をしながら生み出した
陶磁器ブランド「1616/ Arita Japan」の
「カラーポーセリン・シリーズ」のもの。
オランダ人デザイナーのショルテン&バーイングスが
日本の伝統色を再解釈したシリーズで、
淡い色が本当にきれいです。
このセットは、長く使えるいいものが入っているのもうれしい。
ほんのひとときと、ずーっと楽しめるギフトセットです。
今回ご紹介したセットは、ネットストアなどで販売中。
11のセットは、見ているだけでも楽しめます。
9月末までは、丸善丸の内本店、
ジュンク堂書店吉祥寺店にもおいてあります。
大切な方へのプレゼントや、自分へのごほうびにも、ぜひ!
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