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posted:2014.3.19 from:千葉県南房総市 genre:暮らしと移住
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
UターンでもIターンでもなく、
平日は都市に住み、今までの仕事をしながら、
週末だけ田舎で生活する「二地域居住」というライフスタイル。
いわば都会と田舎の良いとこ取り。
二箇所に居住の拠点を置くということで、
別名”デュアルライフ”とも呼ばれています。
そんなデュアルライフを8年にわたって続けている、
建築ライター・コーディネーターの馬場未織さん。
平日は東京で仕事をし、週末は千葉県南房総市の
山間地で暮らすという生活を2007年から8年もの間、
続けている女性です。
ご家庭はサラリーマンの共働きで子供は3人。
猫も2匹います。
いったい普通の家庭が、どうやって東京と南房総にある
広大な農地でのデュアルライフを成功させているのか?
そんないきさつを馬場さん自身が綴った
書籍「週末は田舎暮らし~ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記」(ダイヤモンド社)
がただいま発売中です。
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そもそも馬場さんは東京生まれの東京育ち。
都会育ちで自然に興味がなかったのですが、
同じく東京育ちの旦那さんが自然愛好家で大自然にデートに連れて行かれたり、
息子が虫好きになって「本物が見たい」と言うのを叶えてあげるのをきっかけに、
自然に興味を持つようになりました。
最初は旦那さんの東京の実家に住んでいたところを、
旦那さんの強い希望により、田舎にセカンドハウスを購入することに決めます。
といっても、土地を買うのも全くの素人。
手探りで神奈川から千葉から様々な土地を見て回り、
ようやく見つけたのはアクアラインの向こうにある、
8700坪という広大な農地付きの物件でした..。
都会と里山の往復生活を通して、
馬場さんたちがデュアルライフで
どんな恩恵を受けているのか、
また地域とどのように関わりながら生きているのか?
など、示唆に富んだおはなしが綴られています。
東京育ちの馬場さんが、
代々受け継いできた土地を譲り受けるということや
地域のこととも真剣に向き合っていたり、
子どもを通して豊かな生態系に対する感動も伝わってきます。
いわば現代版「富士日記」?!
都会の生活も、田舎の生活も、どっちも手に入れたい
方にオススメの本です。
著者:馬場 未織
価格:1,575円
出版社:ダイヤモンド社
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