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posted:2014.2.9 from:宮城県仙台市 genre:暮らしと移住
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Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
昨日8日は、西日本から東日本の広い地域で雪となりました。
現在では雪が止んだところがほとんどですが、
各地で積雪量の新記録が相次いだようです。
関東地方では、東京都心にて1969年以来45年ぶりに積雪が25cmに!
埼玉の熊谷では60年ぶりに積雪40cmを、千葉では観測史上最大の積雪30cmを記録。
また仙台市においては、積雪35cmという昭和11年2月以来、78年ぶりの積雪を記録。
あれ、仙台は東京と10cmしか記録が変わりません。熊谷にも負けています。
雪国のイメージが強い東北なのに意外ですよね。
仙台は東北なので確かに冬は寒いんですが
実は雪自体はあんまり降らないんです。
例えば年間降雪量ランキング(2011年)において
1位は青森県、3位は山形県、5位は秋田県、
8位が岩手県、12位が福島県なのですが、宮城県は15位。
11位の鳥取県、13位の滋賀県、14位の島根県より雪が少ないということになります。
宮城県でも蔵王山や山間部などでは大雪も珍しくありませんが、仙台は特に雪が少ないほう。
なので体育の授業で校庭でスキーをしたり、道に温水のスプリンクラーがあったり、
信号機が縦に設置されるなどの雪国らしさはあまり見かけることがないような気がします。
今回の大雪で仙台の公共交通機関は麻痺し、住民の皆さんも戸惑っておられるよう。
大雪の次の日、気温が上がってからも気をつけて頂きたいのは、
一度溶けたところがまた凍って、ツルツルになっている道の雪や、
気温が上がって、屋根から滑り落ちてくる雪。
転んでも手を使って身を守れるように、手袋などを着用しておでかけしてくださいね。
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