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posted:2013.12.25 from:福島県会津若松市 genre:ものづくり / アート・デザイン・建築
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
福島県の会津地方に、400年前から伝わっている民芸品「起き上がり小法師」。
転んでもすぐに起き上がる張り子のおもちゃで、
会津民芸品の中では最古の品と言われています。
そんな歴史ある「起き上がり小法師」が、フランスでおしゃれになって、
東日本大震災復興支援に協力しました。
それが「オキアガリコボシ・プロジェクト・フロム・ヨーロッパ」。
俳優のジャン・レノさん、ファッションデザイナーのジャンポール・ゴルチエさんや
コシノヒロコさんらが賛同し、思い思いの起き上がり小法師を作りました。
2013年12月19日にパリ市庁舎で行われたチャリティオークションにて競売されました。
発起人は、ファッションデザイナーの高田賢三さん。
被災地の方々に対して、福島・会津地方の伝統民芸品である
「起き上がり小法師」への絵付けをすることで応援したいというプロジェクトです。
フランスから日本から、たくさんの有名人が賛同しています。
リヨンで始まり、パリに巡回しました。
どの起き上がり小法師も趣向が凝らされていて、
協力者の方たちの被災地にたいする
思いやりのこころが伝わってくるようです。
Facebookページにて、たくさんの起き上がり小法師が紹介されています。
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