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posted:2013.10.10 from:宮城県登米市 genre:活性化と創生
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
フランス文学翻訳家、ファッションジャーナリストの村上香住子さん。
1985年からマガジンハウスのパリ支局長として渡仏し、
以後「フィガロジャポン」のパリ支局長をつとめるなど、
長年にわたりフランスのカルチャーやファッションについて
取材・執筆をされてきた方です。
フランスの女優・俳優や文化人と深い親交を結び、
日本とフランスの文化の橋渡し役となって活躍されています。
そんな村上香住子さんが、
南三陸復興支援のために立ち上げたのが「amaプロジェクト」。
amaとはダブルミーニングで、ラテン語の”愛する”と
日本語の”海女”をかけた言葉。
被災地に暮らす女性たちが手作りした
ブレスレットを製造・販売して彼女たちを支援するプロジェクトです。
村上香住子さんがプロジェクトを始めたきっかけは、仮設住宅で暮らす方の
「ひとりでいると、まだ見つからない家族や友人のことをばかり考えてしまう」
という言葉を聞いたこと。
孤立しないように、みんなが出会う場を提供したいと考え、
ジェーン・バーキンさんら、たくさんの友人の協力のもと、
2012年にスタートしました。
ブレスレットを作っているのは、
南三陸で被災し、宮城県登米市の仮設住宅にいる30代~80代の女性たち。
手作業に興味のある方たちが集まり、
細い刺繍糸をひと針ひと針丁寧に編みこんでいき、
スワロフスキーのクリスタルをワンポイントに付けます。
グリーンは「希望」、赤は「情熱」を表しているんです。
手芸デザインは横尾香央留さん、
パッケージのデザインは建築家の谷尻誠さんが手がけています。
このamaプロジェクトによる初のイベントが、
2013年10月20日(日)の17時より、銀座松屋5F特設会場にて開催!
映画「今日子と修一の場合」を南三陸で撮影された奥田瑛二さんと、
監督映画「0.5ミリ」が完成間近の安藤桃子さんの父娘対談が行われます。
村上さんより「ぜひいらしてください!!」とのことです!
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