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熊本県の花農家がつくった、
食べられる花束
「美味しいいちごのブーケ」

コロカルニュース

posted:2025.1.23   from:熊本県宇城市  genre:食・グルメ

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
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Riho Nakamori

中森りほ

なかもり・りほ●東京生まれ東京在住のフリーライター/編集者。仕事やプライベートで月に1回以上、地方や海外へ。各地のおいしい食べ物やお酒、素敵なホテルや旅館を発掘するのが趣味。好きな番組は『ブラタモリ』『六角精児の呑み鉄本線・日本旅』。

人口1000人の熊本県戸馳島で3代続く花農家の宮川洋蘭

九州の真ん中、熊本県の天草エリアに位置する戸馳(とばせ)島。
人口1000人の小さな島ですが、洋蘭の生産で有名です。
この地で花一筋50年、3代続く花農家を営むのが宮川洋蘭。
蝶蘭などの洋蘭を2007年からそれまで珍しかったネットショップを通じて販売し、
農家で初めて楽天市場で「ショップオブザイヤーCSR賞」を受賞するなど、
サイバー農家としても知られています。

宮川洋蘭の3代目宮川さん

そんな宮川洋蘭の3代目である宮川将人さんが
「人口1000人の戸馳島を明るく元気にするために」と
2022年にスタートしたのがいちご狩り園。
これにより現在観光客の少ない冬でも、
島の人口の2倍以上もの人が来島するようになりました。

いちごが食べられる花束「美味しいいちごのブーケ」を開発

「美味しいいちごのブーケ」

そんな宮川洋蘭が2年がかりで開発したのが、いちごが食べられる花束の
「美味しいいちごのブーケ」です。
一般的ないちご農家は休みなく早朝の収穫から夜遅くまで、
きっかけは、宮川さんがパック詰め作業に追われているいちご農家さん
たちに対するモヤモヤ。
「いちごを食べる人はみんな幸せになるのに、つくっている人はそうじゃない。
いちごの付加価値をもっと高めることで食べる人も育てる人も、
みんなが笑顔になれるはず!」と宮川さんは考えました。
そんな思いから生まれたのが「美味しいいちごのブーケ」です。

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新品種いちご「恋みのり」とカスミソウを使用した花束

「美味しいいちごのブーケ」

いちごとカスミソウを組み合わせた「いちごのブーケ」は、
見た目の可愛らしさと甘い香りが特徴。
実用新案取得(いちごの固定方法と花の組み合わせ)のここだけの商品として、
Makuakeプロジェクト後は自社ECを中心に2月から販売を行う予定です。
「美味しいいちごのブーケ」は地元に30もあるいちご農家さんと、
カスミソウ農家さんが協力したプロジェクト。
いちごには農水省が育成した新品種いちご「恋みのり」が使用されています。

「美味しいいちごのブーケ」

Mサイズブーケはいちご7個で4980円(送料税込み)。
手頃なサイズ感で卒業祝いやホワイトデーなど贈り物に最適です。
Lサイズブーケはいちご12個で、6480円(送料税込み)。
ボリュームたっぷりで誕生日祝い、退職祝いなどにおすすめです。
そのまま飾れる最上級ギフトのブーケアレンジメントは
いちご18個で10000円(送料税込み)。
開店祝い、特別な人への贈り物に良さそうです。

*価格はすべて税込です。

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