colocal コロカル マガジンハウス Local Network Magazine

連載の一覧 記事の検索・都道府県ごとの一覧
記事のカテゴリー

news

桟橋から送迎船で5分。
駿河湾に浮かぶ無人島・淡島にある
リゾートホテル〈淡島ホテル〉

コロカルニュース

posted:2024.12.26   from:静岡県沼津市  genre:旅行

〈 コロカルニュース&この企画は… 〉  全国各地の時事ネタから面白情報まで。
コロカルならではの切り口でお届けする速報ニュースです。

writer profile

Momo*Kinari

きなり・もも

ライター・エディター。東京在住。Webや雑誌、旅行ガイドブックで撮影・執筆。国内外でグルメや観光スポットを取材。たまに料理やモノづくり、イラストの仕事もしています。 X:@Momo_kinari

無人島のリゾートホテル〈淡島ホテル〉

駿河湾に浮かぶ淡島は、静岡県沼津市の無人島。
その島内にある唯一のリゾートホテルが〈淡島ホテル〉です。

淡島へは、JR東海道新幹線の三島駅から無料送迎シャトルバスで
淡島桟橋まで行き、桟橋からは送迎船に乗って5分ほどで渡れます。

緑豊かな島の風景に溶け込んでいる〈淡島ホテル〉。
コロニアルピンクの美しい建物が、
送迎船に乗ってやってくる旅人たちをやさしく出迎えてくれます。

天窓から自然光が差し込む明るいロビーは、まるで美術館のよう。
高い天井や階段にも、エレガントで華やかな雰囲気が漂います。

チェックインすると、渡されたルームキーがリアルに「鍵」で驚きました。
最近はカードキーが多いので、アンティーク調の鍵に懐かしさを感じます。

カードキーだとすぐに見失ってしまうタイプの人にとっては、
どっしりと存在感のあるこの鍵が、のちの助けとなるはず。

客室は和室、洋室を選べる5つのスタンダードタイプと
6つのハイグレードタイプから選べます。
写真は、スタンダードタイプのオーシャンビュー・スイート。

全室オーシャンビューの景観を楽しめるのがこの宿の特徴で、
スタンダードルームでもすべての部屋にリビングルームがついています。
まるで海外のレトロなリゾートホテルのよう。

客室には、広々としたバスルームがあり、
浴槽に面した大きな窓からも外の景色を一望できます。

冷蔵庫には、富士山伏流水でつくった地元産のクラフトビールと富士サイダーが。
お風呂上がりに窓辺で景色を眺めながら飲むドリンクは最高。

富士山の絶景や漁火など、日本ならではの風景が楽しめる大浴場

男湯の露天風呂。

男湯の露天風呂。

ホテル館内には内風呂と露天風呂を備えた大浴場もあり、
地下1000メートルから組み上げている天然温泉が楽しめます。
泉質はナトリウムイオン泉・塩化物泉・ナトリウムイオン塩化物泉。

女湯の露天風呂。

女湯の露天風呂。

効能は外傷、ストレス、冷え性などに効き、
香りは強くなくサラッとサッパリしているのが特徴。

天気のいい日はこんな絶景も眺められる。

天気のいい日はこんな絶景も眺められる。

露天風呂からも富士山が望める絶景のロケーション。
釣り船が目の前を通ることがあり、海との距離が近いので、
女湯の露天風呂は、タオルを巻いての利用も可能。

Page 2

地元の食材がたっぷりの夕食&朝食

夕食は和食かフレンチが選べ、今回はフレンチをチョイス。
メインダイニング〈アイランド〉でのフレンチのコースは、
地元産の旬菜旬魚をふんだんに使用した料理が味わえます。

この日のディナーメニューは、
「駿河湾トロール漁で獲れた白ムツと秋茄子のルエル 地野菜の彩り」、
「伊豆半島で採れた蕪のポタージュ 淡島スタイル」、
「沼津港水揚げ 平目の西洋わさびパン粉焼き」など、
地元産の食材を使用した料理に舌鼓。

メインの「国産牛フィレ肉のグリエ 芳醇な赤ワインソース ビーツのピューレ」 を
楽しんだあとは、デザートとともに「淡島オリジナルブレンドの珈琲」を。

翌朝は、テラスレストラン〈ル・ファール〉での朝食ビュッフェ。
地元の食材を使った料理やフレッシュなサラダ、パン、スムージーなど、
和食、洋食のどちらでも、ビュッフェスタイルで心ゆくままに味わえます。

また、朝風呂を堪能したあとにうれしいスパークリングワインの提供もあり。
晴れた日は、テラスで心地のよい海風に吹かれながら朝食を楽しめ、
優雅な時間を満喫できます。

無人島の豊かな自然のなかでおだやかに過ごす

朝食のあとは島を散歩。波止場から海を覗き込むと、
青くて小さなソラスズメダイなどの小魚がたくさん泳いでいて、
ここが自然豊かな場所だということを実感。

ホテルの周辺や館内には美術品や調度品が数え切れないほどあり、
芸術鑑賞を楽しむこともできるほか、
とても静かな環境なので、執筆や読書など自分の世界にどっぷり浸れます。
おだやかでゆるりとした時間を過ごすのに最適です。

また、ホテル周辺には、淡島遊歩道のイルミネーション「Blue Cave」や
観光スポットの〈あわしまマリンパーク〉、〈淡島神社〉などもありますので、
アクティブに過ごすこともできます。

日本で数少ない無人島のひとつである淡島は、自然豊かでとてもおだやか。
大きく空気を吸い込みながら、思いっきり伸びをして、
普段やらないストレッチなどをして、自然のパワーを吸収。
都会の喧騒から離れ、無人島のホテルでのんびりと過ごしてみてはいかが?

information

map

淡島ホテル

住所:静岡県沼津市内浦重寺186

TEL:055-941-3341

料金:夕食つき26,950円〜37,950円、

   朝食ビュッフェつき21,450円~32,450円。※2名1室利用時の大人1名分。

Web:淡島ホテル

JR東海が「富士山×〇〇」をテーマに展開する「もれなく富士山キャンペーン」では、
秋~冬の富士山を楽しめる旅行プランを「EX旅先予約」「EX 旅パック」で
2025年3月31日まで展開。
新幹線のチケットと富士山を楽しみながらの
宿泊、温泉、グルメ、体験などがセットになったプランは全部で38種類。
その中から旅のプランにあったものを選んで予約ができます。

JR東海が「富士山×〇〇」がテーマの「もれなく富士山キャンペーン」は、
それぞれのプランに特典やノベルティが付いてくる特別感がおすすめのポイント。
詳細は「もれなく富士山キャンペーン」をチェック!

Feature  特集記事&おすすめ記事