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posted:2023.2.22 from:埼玉県飯能市 genre:活性化と創生
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Kanae Yamada
山田佳苗
やまだ・かなえ●島根県松江市出身。青山ブックセンターやギャラリースペース、ファッション・カルチャー系媒体などを経て、現在フリーのライター、編集者として活動中。まだまだ育ち盛り、伸び盛り。ファッションと写真とごはんが大好きです。
まちの75%が森林で、
かつて林業や織物のまちとして栄えていた埼玉県飯能市。
しかし、林業の衰退により森林が徐々に荒廃していき、
現在その整備が深刻な問題となっています。
飯能市の建設会社〈株式会社森田建設緑化〉の森田美明社長と奥むさし飯能観光協会は、
奥武蔵のキャンプや登山など山を遊び場にする人たちに間伐の担い手になってもらおうと、
キャンプを楽しみながら森を学び、間伐体験で森を再生する
〈川上ノ森OWNER’S CLUB〉を始動。
現在会員を募集しています。
このプログラムは、
「100年続く森を育てるための、間伐を知る」をテーマに、
キャンパーや登山家などで人気を博す
埼玉県飯能市に位置する喜多川キャンピングベースを利用し、
地元の木材・西川材の「伐採~加工~植林」までを
1年かけて体験することによって、自然を楽しみながら
伐採・植樹など間伐のサポートを行うというもの。
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木工加工教室やリースづくり体験など、
廃木に付加価値を付ける有償体験コンテンツなどもあり、
そこから発生する収益によって森林保全と
地域自走型の観光地経営基盤の確立を目指すといいます。
このコンテンツは会員以外の一般客も4月から体験が可能。
そのほか、首都圏で働く会社員や企業法人向けリーダーシップ・チームビルディングと、
心身共に健康な個人の育成などを目的とした新たなプログラムも実施される予定です。
池袋から40分の場所にあるということで
都心にお住まいの方も気軽に足を運ぶことができそう。
この機会に林業の文化や自然について学んでみたいという方は、
ぜひチェックしてみてはいかがでしょう?
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*価格はすべて税込です。
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