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posted:2023.2.7 from:京都府京都市 genre:食・グルメ
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writer profile
Mae Kakizaki
柿崎真英
かきざき・まえ●ライター。宮城県仙台市出身。2019年よりフリーランスライターとして、東京を拠点に活動中。月刊誌やニュースサイト編集者としてのバックグラウンドを活かして、Webメディアや雑誌などに寄稿を行う。
京都市中京区を拠点とするタクシー会社〈エコロ21〉が、
チーズテリーヌ専門店となるオンラインショップ〈京峰石(きょうほうせき)〉を
オープンしました。
環境に配慮した観光タクシーとして2002年から運行を開始した同社ですが、
新型コロナウイルスの影響を受けて、「コロナ禍であっても京都の魅力を
たくさんの人にお届けしたい」という気持ちを再認識したと言います。
そこで、パティシエ経験を持つ同社の酒井昌彦さんを筆頭に、
タクシー運転手の持つ情報収集力を総動員し、飲食業界へ参入。
酒井さんの趣味である山歩きをきっかけに、日本のゆず発祥の地として知られる
小さな集落・水尾と出合い、ゆずの果汁をぜいたくに使用したグルテンフリーの
チーズテリーヌ〈嵯峨〉が考案されました。
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「桃栗3年、柿8年、ゆずの大馬鹿18年」と言われるほど、ゆっくりと成長するゆず。
別の柑橘類に接ぎ木をして数年で収穫する方法が主流のところ、
種から大切に育てられた実生(みしょう)のゆずのみを使用してつくられます
(水尾のゆずは希少なため、大量の注文があった場合には他産地の実生のゆずを
使用する場合あり)。
そのゆずとかけ合わせるのは、京料理に欠かせない食材として
古くから愛されてきた西京味噌。
米麹をふんだんに使ったやわらかく上品な甘さが特徴で、
高温で素早く熟成させることで、独特の淡い色合いに仕上がります。
そんな京都が誇る2つの素材が北海道産のチーズと混ざり合って生まれる
ハーモニーは濃厚ながらも、すっきりとした後味が魅力。
コーヒーや紅茶はもちろん、ワインや日本酒のお供にもぴったりです。
オーダーを受けてからひとつひとつ丁寧につくられるチーズテリーヌは、
ひと切れずつ個包装されているため、カットの手間なく手軽にいただくことができます。
information
京峰石
Web:京峰石オンラインショップ
*価格はすべて税込です。
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