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posted:2021.3.12 from:福岡県北九州市 genre:ものづくり
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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伝統織物を利用したアクセサリーを製造・販売している、福岡県北九州市の〈ITOHEN〉が、
2月17日に新商品〈ORIORINO(おりおりの)〉を発売しました。
京都府の西陣織や地元・福岡県の博多織、小倉織など
日本各地の伝統織物を取り入れたピンバッチやタイピンを展開しています。
コンセプトは「日々折々に思いを重ねる」。
社会が変化したことで、あらためて当たり前の日常を感じることができる
今日この頃だからこそ、大切な人との関係性や時間に目を向けてほしいという
願いが込められています。
ORIORINOは大切な人とわけ合って使えるよう、
ピンバッチとタイピンが一対となっています。
名前の由来は、コンセプトにもある「折々」と
ITOHENの創業者・綿瀬麻意子さんのひとり娘、鈴乃(りの)さんの
名前を掛け合わせたもの。
綿瀬さんは「私と鈴乃のような親子だけでなく、
夫婦や離れている両親、友人など、
大切な人と分け合って使ってほしい」と言います。
価格はピンバッチとタイピン一対で8800円(税込)。
ITOHENは、北九州市在住の綿瀬さんが2015年に創業。
北九州市の伝統織物・小倉織を使ったアクセサリーの制作と販売を開始しました。
小倉織は、豊前小倉藩で武士の袴や帯として使われていた織物で、
徳川家康の遺品としても残されています。ストライプ柄が特徴。
2019年に北九州市で開催された
〈TGC(東京ガールズコレクション)北九州2019〉でも
ITOHENの商品が使われるなど評価は上々。
地元メディアからの注目度も年々増しています。
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地元・九州の伝統織物を大切にしているITOHENが、
展開しているブランドのひとつが〈72 nana-tsu(ななつ)〉。
九州・沖縄に古くから伝わる伝統織物を使い、
一点もののピンバッチやタイピン、カフスボタンを製造しています。
2019年に行われた福岡デザインアワードでは、銀賞を受賞。
九州の地図を模ったデザインは、男性からの人気も上々です。
価格はピンバッチが2750円~、タイピンが3850円、
カフスボタンが6600円(各税込)。
そのほか、小倉織をつかったアクセサリー〈縞コロン〉や、
伝統織物を使った輪袈裟や仏具のブランド〈たて糸〉を展開中。
商品はITOHEN公式ネットショップ、
九州の東急ハンズ各店などで購入可能です。
アクセサリーにすることで、
若い世代にも伝統織物を気軽に身につけてもらいたいという綿瀬さん。
将来の目標は、日本全国の伝統織物で作品をつくって、
海外にも発信していくことだそうです。
2021年3月に法人化し、事業を拡大していくITOHENの次なる展開に注目です。
information
ITOHEN
商品名:ORIORINO、72 nana-tsu、縞コロン、たて糸、紬ジュエリー
購入可能なお店:九州の東急ハンズ各店、JR九州商事オンラインショップ、小倉城しろテラス(福岡県北九州市)、TOTOミュージアム(福岡県北九州市)ほか
※お店により取扱商品が異なりますのでご注意ください
オンラインショップ:ITOHEN SHOP
*価格はすべて税込です。
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