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posted:2019.1.12 from:栃木県益子町 genre:ものづくり / アート・デザイン・建築
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
焼き物の町、栃木県の益子から新しいブランド
〈BOTE&SUTTO(ボテ&スット)〉が生まれました。
ディレクターの深澤直人さんと益子町、作陶家たちが一緒に作り込んでいった、
“ボテっとしたもの”と、“スッとしたもの”、計36種類の器たちです。
益子町では現在、400ほどの窯元や作家が活動しています。
陶器市の時期は賑わいを見せるものの、2011年の震災以降、
来県者数が減少しているという問題を抱えています。
そこで2016年、益子町は復活プロジェクトを立ち上げ、
デザイナーの深澤直人さんをまちづくりアドバイザーに迎えました。
深澤さんがまず考えたのは、
「益子焼とはどういうものを益子焼と言うのだろうか」
ということ。
この疑問から、深澤さんと益子町と〈濱田窯〉〈清窯〉〈道祖土和田窯〉の
3つの窯元が参加して誕生したのが〈BOTE&SUTTO〉です。
〈BOTE&SUTTO〉はその名前の通り、
ぼてっと丸みを帯びた形と、すっとラインの通った形の2タイプを展開。
益子で使われている主な7色の釉薬のうち、
一番益子の定番と感じる黒と並白の2色を用いること、
益子の土を使うこと、型を使わないこと、器の幅、
といったガイドラインを設定し、それに沿って、
3つの窯元が腕を振っています。もちろんすべて手づくりです。
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この〈BOTE&SUTTO〉が販売されるのは、
東京・ミッドタウンの〈イデーショップ 六本木店〉にて。
2019年1月25日(金)からとなります。
初日の1月25日には、発売を記念してトークイベントが開催されます。
出演は深澤直人さん、益子町長・大塚朋之さん、
〈濱田窯〉〈清窯〉〈道祖土和田窯〉の
濱田友緒さん、大塚一弘さん、塚本倫行さん。
時間は18:30〜21:00、入場無料、予約不要です。
詳細はイデーショップ公式サイトにて。
information
BOTE&SUTTO Mashiko Pottery Japan
期間:2019年1月25日(金)~2月11日(月)
会場:イデーショップ 六本木店
住所:東京都港区赤坂9-7-4 D-0316 東京ミッドタウン Galleria 3F
営業時間:11:00~21:00
TEL:03-5413-3455
Web:イデーショップ公式サイト
〈BOTE〉商品ラインナップ
カラー:黒、並白
プレート(5サイズあり)1,000円~|ボウル(3サイズあり)1,200円~|飯椀 2,500円|ポット 9,000円|マグカップ 3,000円|フリーカップ 2,300円|カップ&ソーサー 4,000円|ピッチャー(2サイズあり)2,300円~|植木鉢(2サイズあり)8,000円~
〈SUTTO〉商品ラインナップ
カラー:黒、並白
プレート(5サイズあり)1,000円~|ボウル(3サイズあり)1,200円~|土鍋(2サイズ)12,000円~|飯椀 2,500円|ポット 9,000円|マグカップ 3,000円|フリーカップ 2,300円|カップ&ソーサー 4,000円|ピッチャー(2サイズあり)2,300円~|植木鉢(2サイズあり)8,000円~
※価格は税抜き
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