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posted:2018.11.14 from:東京都渋谷区 genre:ものづくり / アート・デザイン・建築
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writer profile
Yu Miyakoshi
宮越裕生
みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。
2018年11月30日(金)〜12月2日(日)、東京・渋谷の〈EDGEof〉にて、
〈工芸ハッカソン2018〉が開催されます。
これは、展示やトークセッション、ワークショップなどを通じて
日本の手仕事とテクノロジーの融合によるイノベーションの可能性を探るイベント。
「ハッカソン(hackathon)」とは、ソフトウエア開発者たちが
共同でプログラムの開発やサービスの考案などを行い、
その技能やアイデアを競う催しのこと。
2017年に富山県高岡市で開催された工芸ハッカソンでは、
多様な分野の一線で活躍する37名が参加し、話題を呼びました。
今年の工芸ハッカソン2018には、昨年のハッカソンで生まれたプロジェクトが登場。
漆塗りを用いたインスタレーションや伝統工芸にIoTを組み込んだプロダクト、
AIと職人の協働による作品、エンジニアリングを用いた
技術継承のための新しいシステムなどが並びます。
もともとは2017年に〈国際北陸工芸サミット〉の一環として
富山県高岡市で始まったというこのイベント。
昨年は、金属工芸や漆芸の技と心意気を400年以上受け継ぐ高岡市を舞台に、
地元の伝統産業に携わる職人と、エンジニア、研究者、アーティストなど
異分野のクリエイターがチームを組み、7つのプロジェクトが生まれました。
今年はそこから生まれたプロジェクトの最新の状況を
展示やトークセッションを通じて紹介します。
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見どころは2017年のハッカソンで誕生した7つのチームによる展覧会。
「素材調」「つくるラボTakaoka」「伝統技術の継承」「トントントヤマ」
「9+1」「Metal Research Lab」「Re工芸」の7チームが発表を行います。
また、初日11月30日(金)は、18:00からロフトワーク代表取締役の林 千晶さん、
映像作家の菱川勢一さん、エピファニーワークス代表取締役の林口砂里さんによる
トークセッションを開催。19:00からはどなたでも参加できるレセプションも。
工芸ハッカソンのチームメンバー、トークセッションのゲストスピーカーのみなさんと
交流をはかる絶好の機会です。
「トークセッション」「レセプション」は
工芸ハッカソン特設サイトから事前予約が必要になります。
詳細はこちらから。
※先着順につき定員に達し次第受付を終了します。
そのほか、金属工芸と螺鈿細工の職人を招いた工芸ワークショップも開催。
ぜひチェックしてみてくださいね。
information
工芸ハッカソン2018
開催日:2018年11月30日(金)〜12月2日(日)
時間:30日 10:00〜21:00/1日・2日 10:00〜18:00
会場:渋谷・EDGEof
住所:東京都渋谷区神南1-11-3
発表チーム:「素材調」「つくるラボTakaoka」「伝統技術の継承」「トントントヤマ」「9+1」 「Metal Research Lab」「Re工芸」
主催:文化庁、有限会社エピファニーワークス
Web:工芸ハッカソン2018
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