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posted:2018.6.4 from:岩手県 genre:活性化と創生
〈 コロカルニュース&この企画は… 〉
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writer profile
Akiko Saito
齋藤あきこ
さいとう・あきこ●宮城県出身。図書館司書を志していたが、“これからはインターネットが来る”と神の啓示を受けて上京。青山ブックセンター六本木店書店員などを経て現在フリーランスのライター/エディター。
credit
写真提供:(c) BOOK BUS by Value Books
1日に1軒のペースで街から本屋がなくなり、
本屋のない自治体は全国で1/5に達すると言われています。
そんな実態に一石を投じるため、インターネットを中⼼に
古本の買取・販売を⾏う〈バリューブックス〉が、移動式本屋
〈BOOK BUS by Value Books〉(ブックバス)プロジェクトを開始しました!
現在、秋田〜岩手を巡るツアーを開催中です。
バリューブックスのサービスは、日々全国から本を買い取り、全国に本を送ること。
それは確かに便利かもしれませんが、たくさんの本に実際に触れる経験がなければ、
どんな本を読みたいのか気づく機会もなくなってしまう……そんな思いから、
バスを走らせることにしたそうです。
2018年6⽉2⽇には秋田県湯沢市の珈琲・雑貨舎〈重右衛⾨〉、
6⽉3⽇には、同市内の〈道の駅おがち〉で開催された
〈ゆざわグリーンマルシェ〉に出店しました。
湯沢市出身で、バリューブックスの社員でもある加藤計史さんと奥様のゆりなさんが、
地元を活気づけたい、ご家族に計史さんの仕事を見せてあげたいとの思いのもと、
湯沢市役所やマルシェ運営者の協力を得て、ブックバスを湯沢市に呼ぶことを企画しました。
地元出身者が企画したということもあり、当日は地元の方々を中心に多くの方が来場し、
にぎわいを見せたそうです。
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続いてブックバスが巡るのは、岩手県と陸前高田市。
2018年6月5日(⽕)には二戸市に、
6日(⽔)には陸前⾼⽥市に伺います!
このブックバスはもともと、
二戸市の移動図書館バスだったそうで、旧役場前で⾥帰り出店となります。
そして6日(⽔)の陸前⾼⽥市では、昨年7⽉に再建された図書館の前での出店。
家庭や会社で不要になった本が陸前高田市の図書館をつくるという
〈陸前高田市図書館ゆめプロジェクト 陸前高田市×バリューブックス〉
の報告に加え、古本の販売も。
周辺部に本屋さんがないエリアを回り、本との出会いの場をつくります。
全国各地を自由に走り回る、移動式の本屋さんを
見に行ってみてはいかがでしょう?
■BOOK BUS by Value Books in 岩手
日程:2018年6月5日(⽕)
10:00〜12:00 ⼆⼾市 浄法寺総合⽀所
(岩⼿県⼆⼾市浄法寺町下前⽥37-4)
12:00〜13:00 浄法寺カシオペアセンター図書室
(岩⼿県⼆⼾市浄法寺町下前⽥ 30-3)
日程:2018年6月6日(⽔)
10:00~12:00 アバッセたかた
(岩⼿県陸前⾼⽥市⾼⽥町館の沖1番地)
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BOOK BUS by Value Books
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